横須賀美術館

自然豊かな三浦半島の東端、風光明媚な観音崎に位置する海と森、自然と一体化した美術館です。海側に面した素晴らしいロケーションで、他の三方は美しい森に囲まれています。

建物は半分が地中に埋まっていて、外観はガラスと鉄板で覆われた特徴的な構造となっています。展示ギャラリーは吹き抜けで、鉄の内壁に穴が開けられて自然光が豊かに取り入れられています。

美術館内に入ると、やわらかな光が差し込み、円に切り取られた丸窓からは東京湾の美しい景色を楽しむことができます。

この美術館はユニークな建築と素晴らしい景色により、アート情報サイトで全国の約450の美術館の中から「絶景美術館トップ5！」に選出されており、屋上広場やレストランから素晴らしい風景を楽しむことができます。

別館の谷内六郎館や図書室、ペントハウス、屋上広場などの無料スペースもあります。

谷内六郎館

谷内六郎は生前、横須賀市にアトリエを構えるなどゆかりのある作家で、谷内六郎の作品が常設展示されています。

主な所蔵作家は、横須賀・三浦半島にゆかりのある作家や横須賀・三浦半島を題材にした作品、そして「海」を描いた作品、日本の近現代美術を概観できる作品が中心で、約5000点の作品が所蔵されています。

展示は年に4回行われ、テーマに合わせて選りすぐりの作品が展示されます。多彩な企画展も行われています。

図書室

開放的な図書室もあり、約3万冊の蔵書があります。美術に関する専門書はもちろん、アート雑誌や現在の展示に関連する資料、海外の絵本なども取り揃えられています。

屋上広場

階段を上り、屋上広場にたどり着くと、目の前に素晴らしい東京湾の景色が広がります。海を通る船の数にも驚かされる絶好の展望台で、まるで絵画のよう。

爽やかな潮風と太陽の光を感じることができます。この場所は「恋人の聖地」としても選ばれています。

イタリア料理レストラン

美術館併設の有名シェフが総料理長を務めるイタリアンレストランも人気を集めています。

壁一面がガラス張りの海に面した室内席や屋外テラス席から、浦賀水道を行き来する船舶を眺めるながら、地産地消の食材を使ったイタリアンを楽しめます。