神奈川県 » 横浜

横浜 観光ガイド

横浜観光の定番、みなとみらいエリアには、本格中華料理を味わえる横浜中華街や、一流ブティックが建ち並ぶ元町、レトロな建築物が残る馬車道など観光エリアが満載。横浜のシンボル・マリンタワーや赤レンガ倉庫などを観て巡れば、港町・横浜の風情を体感できます。

カップルなら遊覧船に乗ってベイエリアをクルージングし、コスモワールドの観覧車に乗るデートプランがおすすめ。効率よく観光したいなら、毎日周遊しているあかいくつバスが便利です。

横浜観光を楽しむために

横浜観光の定番みなとみらいエリアには、本格中華を味わえる横浜中華街や、一流ブティック街として有名な元町商店街があります。そして、横浜のシンボルであるマリンタワーやランドマークタワー、赤レンガ倉庫、大さん橋、山下公園などを観て巡れば、港街横浜の風情を体感できることは間違いありません。

他にも、遊覧船に乗ってベイエリアをクルージングし、コスモワールドの観覧車に乗ればロマンチックなひとときを過ごすこともできます。丘陵地に足を伸ばせば、港の夜景を一望できる高台にある公園や、開国当時の風景を今に残す数々の西洋建築があり、無料で入場できる野毛山動物園などを散策することができます。

みなとみらいエリアの南には庭園として名高い三渓園や金沢地区の景勝金沢八景があり、八景島シーパラダイスなど家族で楽しめるスポットもあります。

また、市の北部や西部には自然が残り、縄文・弥生時代の遺跡や瑜伽洞といった修行僧の洞窟、古民家を保存した資料館などがある他、子供が喜ぶフィールドアスレチックや遊具が豊富な森林公園などのスポットもあり、一味違った横浜観光を楽しむことができます。

横浜の歴史

横浜は江戸時代末期まで横浜村と呼ばれる小さな漁村に過ぎませんでした。横浜が現在のような巨大都市へと変貌を遂げたのは、開国に伴う横浜港の開港がきっかけでした。

開港後、明治初期には日本初となる電信用電線が配備され、日本初の日刊新聞が刊行されています。他にも日本初のガス灯の設置や、東京と横浜を結ぶ鉄道の敷設など、日本の近代化の草分けとして、明治・大正・昭和と成長を続けていきました。

途中、関東大震災や横浜大空襲によって大きな被害を受けますが、首都東京を支える衛星都市としていち早く復興します。昭和31年には全国第一陣の政令指定都市となり、現在、地方都市としては国内一位の人口(350万人以上)を有する巨大都市として成長を続けています。

横浜のご当地グルメ・食文化・特産品

明治初期、日本人の間でたちまち流行となった牛鍋をはじめ、開港後の横浜には世界中から様々な食文化がもたらされました。シーフードドリアやナポリタンスパゲティといった洋食の発祥も実は横浜で、洋食の老舗・名店が点在しています。

また、全国屈指の賑わいを見せる横浜中華街では、本格的な中華料理を堪能しつつ、小腹が空いたら中華まん・シュウマイ・餃子・ちまきなどを食べ歩くことができます。

尚、横浜には店名に「○○家」と付いている「家系ラーメン」というご当地ラーメンが有名で、豚骨スープをベースにした醤油豚骨ラーメンは濃厚でインパクト大!ラーメンでは他にも、野菜のあんかけを具材にしたサンマーメンという昔からあるご当地ラーメンがあるので、興味がある方は是非チャレンジしてみてください。

お土産には定番の中華まんやシウマイ、レーズンサンド、月餅などがありますが、横浜駅周辺のデパートやみなとみらいエリアには有名な洋菓子店が軒を連ねているので、旅行の前にチェックしておくとよいでしょう。

横浜のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

八景島シーパラダイス アクアリゾーツ

海のエンターテインメン島

八景島は、水族館、遊園地、ショッピングモール、ホテル、マリーナなどが集まった、海の複合エンターテインメント島です。八景島シーパラダイス内にある水族館「アクアリゾーツ」は、海の魅力を存分に楽しめる4つのエリアに分かれています。 アクアミュージアム 「アクアミュージアム」は、500種類10万点の海洋生物が展示されている大規模な水族館です。中には、海の映像館「アクアシアター」という720インチデジタルハイビジョンシアターもあり、130席の規模で海の映像を楽しむことができます。 ドルフィン ファンタジー 「ドルフィン ファンタジー」は、イルカをテーマにした幻想的な水族館です。トンネル状の水槽と...»

大さん橋

海辺の開放的な空間で、心も体もリラックス

横浜港にある地下1階地上2階建の国際船客ターミナル。「くじらのせなか」の相性の屋上はブラジル産イペを使用したウッドデッキと天然芝の芝生広場となっていて、24時間自由に出入りできる、公園のようなスポットになっている。 みなとみらいの町並みやベイブリッジ、山下公園まで、横浜港の景色を一望することができる。横浜のビル群の夕景やきらめく夜景も美しい。 1894年に完成した鉄桟橋を前身とし、クルーズの豪華客船が発着する大さん橋となった。 概要 大さん橋(おおさんばし)は、神奈川県横浜市中区にある港湾施設です。正式名称は横浜港大さん橋国際客船ターミナルで、クルーズ船の発着地として国内外の旅行者に利...»

横浜中華街

500店以上が軒を連ねる、食とエンターテイメントの宝庫

東アジア最大規模を誇る横浜中華街は、わずか500メートル四方の区画に500店以上の中華料理店、カフェ、バー、アジアン雑貨店が軒を連ね、活気に満ちた雰囲気で訪れる人々を魅了しています。 多彩な中華料理店 横浜中華街では、屋台で気軽に楽しめる定番の中華料理から老舗の本格中華まで、バラエティ豊かなお店が揃っています。広東料理、上海料理、四川料理、北京料理など、中国各地の料理を味わうことができるのも魅力の一つです。また、点心師と呼ばれる専門の料理人が作る点心料理も人気で、繊細な味わいを堪能することができます。 広東料理 広東料理はその繊細な味付けと多彩な調理法で知られており、特に海鮮料理が有名...»

よこはま動物園 ズーラシア

自然と動物たちの不思議にであえる!世界中を駆け巡るズーラシア探検へ

よこはま動物園ズーラシア(正式名称:横浜市立よこはま動物園)は、神奈川県横浜市旭区に位置する日本最大級の都市型動物園です。45ヘクタールの広大な敷地に、約100種760点の動物が展示されています。 ズーラシアの特徴 世界三大珍獣の一つであるオカピ、世界に約300頭しかいないインドライオン、セスジキノボリカンガルー、ヤブイヌ、カンムリセイラン、ニューカレドニアにのみ生息しているオオミカドバトなど、珍しい動物に出会うことができます。 動物と来園客の間には溝が掘られており、鳥類や一部の動物を除いて柵なしで動物を見ることができます。 8つのゾーン ズーラシアは、世界の気候帯別に分けられた8つ...»

三溪園

日本情緒あふれる空間で、特別なひとときを

175000平方メートルの広大な敷地に17棟の日本建築が配置されている庭園。 国の名勝に庭園が指定され、国の重要文化財に移築された建造物10件12棟が指定されている。移築元は京都府5棟、和歌山県3棟、神奈川県2棟、岐阜県1棟、東京都1棟。 1649年に建築された旧紀州徳川家藩別邸、1603年に建築の京都府宇治市にある三室戸寺金蔵院の月華殿、1591年に豊臣秀吉が母の長寿を祝って建てたといわれる旧天瑞寺寿塔覆堂、白川郷の合掌造民家など、歴史的に価値の高い建造物が敷地の起伏を生かして移築され、庭園との調和を考慮した配置になっている。 実業家で茶人の原富太郎によって1906年に造園された。名称...»

横浜赤レンガ倉庫

横浜港の近代化を支えた横浜のシンボル

横浜赤レンガ倉庫 横浜赤レンガ倉庫は、神奈川県横浜市中区新港一丁目に位置する、歴史的な建造物です。明治政府により、横浜税関新港埠頭(保税)倉庫として建設され、1911年に2号館、1913年に1号館が竣工しました。 文化施設と商業施設 現在、横浜赤レンガ倉庫は、1号館が展示スペースやホールを備えた文化施設、2号館が約40店のショップやレストランを含む商業施設となっています。赤レンガ倉庫一帯は「赤レンガパーク」として整備され、広場や公園があり、夜にはライトアップも実施されます。 歴史的背景 1859年に開港した横浜港は、近代的な港湾への整備が急務となり、明治政府により新港埠頭が建...»

山下公園

横浜港に隣接する、ベイブリッジや港を行き交う船の眺めがロマンチックな公園。海の埋め立て地を整備して1930年に開園。 園内には、毎年春と秋の時期には約190種・2,650株のバラが咲く「未来のバラ園」や、サンディエゴ市から寄贈された水の守護神像、童謡で馴染みの深い「赤い靴履いてた女の子」像、インド水塔、かもめの水兵さんの歌碑などがある。 目の前には1930年に竣工した1万トン級貨客船の氷川丸が係留されている。周辺には横浜人形の家、横浜マリンタワー、大さん橋、横浜中華街、横浜赤レンガ倉庫があり、見どころの多いスポット。 概要 山下公園(やましたこうえん)は、神奈川県横浜市中区に位置する公...»

港の見える丘公園

ベイブリッジと横浜港が一望できる異国情緒が豊かな公園。イングリッシュガーデンのバラ園「イングリッシュローズの庭」、沈床花壇の「香りの庭」があり、洋風建築物を背景に、四季を通してバラや草花、花木の香りと彩りを楽しめる。 横浜港の開港当時にフランス領事館とイギリスの総領事官邸として使われた跡地でもあり、園内のイギリス館や山手111番館などが西洋の雰囲気を感じさせる。 公園には合計で約330種、約2000株のバラが植わり、春と秋のローズガーデンは見事。スタジオジブリの『コクリコ坂から』で当地が登場した。以下は、ウィキペディアの「港の見える丘公園」に関する記事を1000文字以上の読みやすい文章に変...»

新横浜ラーメン博物館

昭和33年のレトロな町並みを再現した館内で、全国各地の有名ラーメン店のラーメンが味わえるアミューズメントパーク。 夕焼けに照らされた昭和の街並みが広がり、ミュージアムショップや駄菓子屋、喫茶店・スナック、占いもあり、レトロな雰囲気を満喫できる。 新横浜ラーメン博物館 新横浜ラーメン博物館は、横浜市港北区新横浜に位置するユニークなテーマパークで、ラーメンの歴史や文化を楽しみながら学べる施設です。1994年3月6日に開業し、日本国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。 博物館のコンセプトと目的 新横浜ラーメン博物館は、「ラーメンの歴史と文化を保存し、広めること」を目的と...»

八景島

水族館に遊園地、マリーナとレジャーが充実

水族館・遊園地・ショッピングモール・ホテル・マリーナなどがあるテーマパーク「八景島シーパラダイス」を中心とした海の複合エンターテインメント島。 水族館「アクアリゾーツ」はテーマによって4つのエリアに分かれていて、海をまるごと楽しめる水族館。 「アクアミュージアム」500種類10万点の生きものたちが生活する。海の映像館・アクアシアター(720インチデジタルハイビジョンシアター130席) 「ドルフィン ファンタジー」イルカをテーマにした幻想的な水族館。トンネル状の水槽と円筒型の水槽で構成されている。 「ふれあいラグーン」海の生きものたちとのふれあい体験が楽しめる。ホエールオーシャン・鯨類ゾ...»

横浜マリンタワー

横浜港のシンボルとなっている、灯台をイメージした10角型の展望タワー。山下公園に隣接していて、地上29階、30階の展望フロアからは、横浜港、ベイブリッジや横浜市街、本牧埠頭などの工場夜景を一望することができる。 高さが106メートルあり、かつて頭頂部は灯台としても機能して、ギネスブックに最も高い灯台として記録されていた。レストランやバー、ホール、ショップなどを併設。概要 横浜マリンタワーは、神奈川県横浜市中区に位置する展望塔で、横浜港のシンボルとして知られています。1961年に開業し、高さは106メートルです。タワーの上部には展望フロアがあり、横浜港や市内の景色を360度見渡すことがで...»

横浜ランドマークタワー

地上70階、高さ296メートルある横浜のシンボル的な存在である超高層ビル。大阪にある高さは300メートルの「あべのハルカス」に次いで日本で2番目に高い。 タワー棟と低層のプラザ棟があり、ショッピングが楽しめるランドマークプラザ、スカイガーデン(展望フロア)、ホテル、ホールなどが入っている。 69階、地上273メートルに展望フロア「スカイガーデン」があり、地上(2階)から最大分速約750メートル(時速換算で45km/h)で直通エレベーターで結ばれている。360度の眺望が堪能でき、横浜港・東京湾をはじめ、東京都心部や房総半島・三浦半島・伊豆半島、富士山、秩父山地など、関東平野一円を望むことがで...»

横浜関帝廟

中国の息吹を感じられるパワースポット

横浜中華街のシンボルとなっている中国の商売繁盛の神社。オレンジ色の屋根や派手な装飾が中華街でもひときわ目を引く。 建築資材はほとんどが中国から取り寄せられ、中国出身の大工が建築をおこなった。屋根や柱、天井など至る所に施された細かい彫刻が施されている。 主神として三国志で有名な関羽が、他にも観音菩薩などの神が祀られ、商売繁盛以外にも健康や家内安全、金運、学問など様々なご利益があると言われている。 本殿に入る際は受付で線香や金紙を購入する必要あり。お札を燃やしたり、長い線香を供えたり、中国の文化にふれることができる貴重な場所。 夜のライトアップも一見の価値ありです。 横浜関帝廟の概要 ...»

日本丸メモリアルパーク

太平洋の白鳥 帆船 日本丸がシンボルの緑地公園

日本丸メモリアルパークは、神奈川県横浜市のみなとみらい地区に位置する港湾緑地公園です。この公園は、帆船日本丸が浮体展示されていることで知られており、展示ドックや海事博物館「横浜みなと博物館」を併設しています。1985年に開園し、みなとみらい地区で最初に整備された公園として、多くの観光客や地元住民に親しまれています。 帆船日本丸 - 海の貴婦人 歴史と役割 帆船日本丸は、1930年に建造され、文部省の航海練習帆船として活躍しました。その優雅で美しい姿から「太平洋の白鳥」や「海の貴婦人」と称され、日本の海事教育に大きく貢献しました。1984年に引退した後は、1985年より日本丸メモリアルパー...»

横須賀美術館

風光明媚な絶景とユニークな建築

自然豊かな三浦半島の東端、風光明媚な観音崎に位置する海と森、自然と一体化した美術館です。海側に面した素晴らしいロケーションで、他の三方は美しい森に囲まれています。 建物は半分が地中に埋まっていて、外観はガラスと鉄板で覆われた特徴的な構造となっています。展示ギャラリーは吹き抜けで、鉄の内壁に穴が開けられて自然光が豊かに取り入れられています。 美術館内に入ると、やわらかな光が差し込み、円に切り取られた丸窓からは東京湾の美しい景色を楽しむことができます。 この美術館はユニークな建築と素晴らしい景色により、アート情報サイトで全国の約450の美術館の中から「絶景美術館トップ5!」に選出されており、...»

横浜美術館

横浜美術館は、横浜の「みなとみらい21」地区に位置し、1989年に横浜博覧会のパビリオンとして開館しました。博覧会終了後の同年11月3日に正式に横浜美術館としてオープンし、以来多くの美術愛好者や観光客に親しまれています。美術館は、みなとみらい地区の中心にあり、都市軸の一部としても重要な役割を果たしています。 建物のデザインと特徴 横浜美術館の建物は、世界的に有名な建築家、丹下健三によって設計され、そのシンメトリーなデザインは、みなとみらい地区の象徴的な存在感を放っています。地上3階建て(一部8階建て)、延床面積26,829平方メートルという広大なスペースを誇り、館内には7つの展示室、美術情...»

日本郵船 氷川丸

1930(昭和5)年に竣工した貨客船。現在は国の重要文化財に指定されており、内部ではその歴史や客室等が展示されている。 日本郵船 氷川丸の概要 日本郵船 氷川丸は、1929年に就航した日本の貨客船で、現在は横浜市で重要な歴史的遺産として保存されています。氷川丸は、日本郵船が運航していた客船で、当時の最先端の技術と豪華さを誇り、多くの乗客に愛されました。現在は、横浜の山下公園内に停泊し、船内は一般公開されています。 氷川丸の歴史と役割 氷川丸は、1929年に日本郵船によって建造され、当初は横浜からアメリカや南米へ向けての定期航路で使用されていました。この船は、当時の技術の粋を集めた豪華客...»

YOKOHAMA AIR CABIN

日本初の都市型循環式ロープウェイ

JR桜木町駅前と新港地区の運河パークを結ぶロープウェイです。冷房が完備されているため、暑い夏でも快適に乗車できます。 運行時間も夜10時までなので、昼間は横浜の景色を楽しめ、夜には輝く夜景を眺めることができます。 便利な交通手段としても活用できる上に、約630メートルの全長で、約5分の空中旅行を楽しむことができます。 ゴンドラは1基に8人乗りで、片道630メートルを約5分で移動します。最高速度は時速9.0 kmで、最高地点である約40メートルの高さから素晴らしい眺望を楽しむことができます。 キャビン、駅舎、支柱のデザインされたライトアップは、美しい夜景を演出しています。 日本初の都市...»

ランドマークタワー スカイガーデン

横浜ランドマークタワーの高さ273メートル、地上69階に位置する展望フロア。 360度の眺望が堪能でき、横浜港・東京湾をはじめ、東京都心部や房総半島・三浦半島・伊豆半島、富士山、秩父山地など、関東平野一円を望むことができる。 横浜ランドマークタワーは、地上70階、高さ296メートルある横浜のシンボル的な存在である超高層ビル。大阪にある高さは300メートルの「あべのハルカス」に次いで日本で2番目に高い。 69階、地上273メートルに展望フロア「スカイガーデン」があり、地上(2階)から最大分速約750メートル(時速換算で45km/h)で直通エレベーターで結ばれている。 フロア内には、メニュ...»

横浜ベイブリッジ

横浜ベイブリッジは、1989年(平成元年)9月27日に開通した神奈川県横浜市にある長さ860 m(中央支間長460 m)の斜張橋です。この橋は、東京港方面と横浜港を結ぶ重要な輸送路であり、都市部の渋滞を緩和するための大切な役割を果たしています。 構造と役割 横浜ベイブリッジは、本牧埠頭A突堤(中区)と大黒埠頭(鶴見区)を結び、上層部は首都高速湾岸線、下層部は国道357号として利用されています。下層部は自転車および125cc以下の原動機付き自転車の通行が禁止されており、歩行者も通行できません。開通当初、上層部の制限速度は70 km/hでしたが、現在は80 km/hに引き上げられています。 ...»

神奈川県立 三ツ池公園

神奈川県立三ツ池公園は、横浜市鶴見区に位置する自然豊かな総合公園です。この公園は、その名のとおり園内に三つの池(上の池、中の池、下の池)が配置されており、それぞれが風情ある景観を形成しています。江戸時代の1787年(天明7年)に農業用水として整備されたこれらの池は、長い歴史を持ち、公園の重要なシンボルとなっています。 公園の歴史と発展 神奈川県立三ツ池公園は、1941年(昭和16年)に都市計画緑地(防災大緑地)に指定され、その後1950年(昭和25年)には失業対策の一環として公園整備が開始されました。さらに1954年(昭和29年)には県立公園に指定され、1957年(昭和32年)には神奈川県...»

總持寺

總持寺は、神奈川県横浜市鶴見区鶴見二丁目に位置する、曹洞宗の仏教寺院です。この寺院は、福井県の永平寺と並び、日本曹洞宗の中心寺院(大本山)として広く知られています。1911年に石川県鳳至郡門前町から現在の場所に移転されました。山号は「諸嶽山」(しょがくさん)であり、本尊として釈迦如来が祀られています。また、寺の紋章は五七桐紋です。 總持寺の歴史 創建と初期の歴史 總持寺の起源は、能登国櫛比庄(現在の石川県輪島市)に存在した真言律宗の教院「諸嶽観音堂」にさかのぼります。1321年(元亨元年)、曹洞宗4世の瑩山紹瑾が、諸嶽観音堂の住職である定賢から請われて入院し、同年に寺号を「總持寺」、山号...»

横浜ベイクォーター

横浜ベイクォーターは、神奈川県横浜市神奈川区金港町に位置する商業施設で、2006年8月24日に開業しました。この施設は、横浜駅きた東口から徒歩圏内にあり、ヨコハマポートサイド地区の再開発の一環として誕生しました。 横浜ベイクォーターは、かつて有料駐車場として使用されていた倉庫跡地に建設されました。開発を手掛けたのは三菱倉庫株式会社で、運営はその100%子会社である横浜ダイヤビルマネジメント株式会社が担当しています。隣接地にはタワーマンションや超高層オフィスビルが立ち並び、都市再開発の中心的存在となっています。 開発の経緯と隣接施設 横浜ベイクォーターは、ヨコハマポートサイドA-3街区にお...»

ヨコハマ ポートサイド地区

ヨコハマポートサイド地区は、神奈川県横浜市神奈川区に位置する再開発エリアの愛称で、主に金港町、大野町、栄町の一部を含んでいます。この地区は、横浜駅の東側に位置し、名前は横浜港に面していることに由来しています。再開発により、かつての工業地帯が大きく変貌を遂げ、現在では、モダンな都市空間と高層ビル群が立ち並ぶエリアとして注目されています。 アクセスと交通の利便性 ヨコハマポートサイド地区は、横浜駅「きた東口」A出口から徒歩圏内にあり、ペデストリアンデッキ「ベイクォーターウォーク」を利用することで、徒歩2〜12分でアクセス可能です。また、地区内には「かもめ橋」と呼ばれる動く歩道が設置されており、...»

横浜みなとみらい21

横浜みなとみらい21は、神奈川県横浜市の西区と中区にまたがり、横浜港に面したウォーターフロントの再開発地域です。1983年度から現在に至るまで、計画的な整備が進められている都市開発プロジェクトであり、その都市景観は高く評価され、都市景観100選にも選ばれています。一般的には「みなとみらい」や「MM21」といった略称でも知られています。 計画都市としての背景 1989年に開催された横浜博覧会 (YES'89) を契機に、みなとみらい21の開発は本格化しました。この地域は、東京都心の集中を緩和し、首都圏の新しい経済拠点としての役割を担うことを目指して整備されてきました。みなとみらい21は、さい...»

原鉄道模型博物館

原鉄道模型博物館は、神奈川県横浜市西区高島に位置する鉄道模型博物館で、横浜三井ビルディングの2階(テツモポート内)にあります。この博物館は、三井不動産によって運営されており、鉄道模型を中心にさまざまな鉄道関連の展示物が公開されています。 概要 原鉄道模型博物館は、コクヨ元専務であり、世界的に著名な鉄道模型製作・収集家であった原信太郎(1919年4月4日 - 2014年7月5日)の膨大なコレクションの一部を展示しています。原信太郎のコレクションは、世界一とも言われる規模を誇り、その中から約2,500両が博物館に収蔵されています。そのうち約1,000両と鉄道関連の資料が展示されており、博物館の...»

臨港パーク

臨港パークは、神奈川県横浜市西区みなとみらい一丁目に位置する美しい港湾緑地です。この公園は、みなとみらい地区で最も広い面積を誇り、その広大な敷地と豊かな自然環境で訪れる人々を魅了しています。都会の喧騒を忘れさせるオアシスのような存在であり、多くの人々に親しまれています。 立地と特徴 横浜港を望む絶好のロケーション 臨港パークは、みなとみらい地区の東端に位置し、横浜港を望む絶好のロケーションにあります。パシフィコ横浜の裏手に広がるこの公園は、園内の潮入りの池や樹木の数々が調和し、都会の中で自然を満喫できるスポットです。また、ドラマや映画の撮影地としても知られており、その美しい景観は多くの作...»

陣ケ下渓谷

陣ケ下渓谷は、横浜市保土ケ谷区に位置し、横浜で唯一「渓谷」として知られる自然豊かな谷戸です。この渓谷は帷子川の支流である市沢川に沿って広がり、都市の喧騒から離れた静かな自然環境を提供しています。地元では、貴重な緑地として親しまれています。 地理と歴史: 和田義盛の伝説 陣ケ下渓谷の名は、鎌倉時代の武将、和田義盛がこの地で狩の陣を張ったことに由来するとされています。渓谷周辺は、環状2号線の整備に伴い都市公園(風致公園)として整備され、2004年(平成16年)4月に「陣ケ下渓谷公園」として一般に公開されました。現在、この公園は横浜市水道局西谷浄水場の周囲に広がる住宅街の中に位置しており、都市部...»

横浜港シンボルタワー

横浜港シンボルタワーは、神奈川県横浜市中区の本牧埠頭D突堤に位置する、船舶通航信号所と展望施設が一体となった複合塔および公園(港湾緑地)です。航路標識としての正式名称は「本牧船舶通航信号所」(ほんもくせんぱくつうこうしんごうしょ)で、航路標識番号は8106となっています。高さ48.19メートルのこの塔は、横浜市が所有し、指定管理者は商船三井興産株式会社が務めています。 施設の概要 横浜港シンボルタワーは、横浜港に出入りする船舶のための信号所としての役割を果たすと同時に、市民の憩いの場としても機能する、横浜港のシンボルとして1986年(昭和61年)7月18日に完成しました。この施設は、横浜港...»

象の鼻パーク

象の鼻パークは、神奈川県横浜市中区海岸通1丁目に位置する歴史と現代が交差する公園です。この公園は、象の鼻波止場を明治中期の形状に復元したもので、横浜港開港150周年を記念して2009年(平成21年)6月2日に開園しました。象の鼻パークは、みなとみらい地区の3街区に位置し、横浜港発祥の地として知られています。 この公園は、市民や観光客にとってリラックスできる憩いの場であると同時に、歴史を感じることができるスポットでもあります。今後も周辺地域の整備が進む予定で、さらに多くの人々に愛される場所となるでしょう。 象の鼻パークの歴史 象の鼻パークの歴史は、横浜港の発展と深く結びついています。185...»

日本郵船歴史博物館

日本郵船歴史博物館は、神奈川県横浜市中区海岸通に位置し、日本郵船グループが管理・運営を行っている企業博物館です。この博物館は、日本の海運の歴史を次世代に伝えることを目的として設立され、横浜の歴史と海運の発展を知ることができる貴重な施設です。しかし、周辺地域の再開発に伴い、2023年4月1日から2026年9月30日頃まで休館予定となっています。 博物館の概要と歴史 日本郵船歴史博物館は、1993年に日本郵船グループが所有する横浜市中区の日本郵船横浜海岸通倉庫内に「日本郵船歴史資料館」として開館しました。その後、2003年に隣接する横浜郵船ビルの1階オフィススペースを改装し、「日本郵船歴史博物...»

ホテル ニューグランド

ホテルニューグランドは、神奈川県横浜市中区山下町に位置する歴史的なホテルです。山下公園の目の前にあり、横浜中華街にも近く、横浜を代表するランドマークの一つとして広く知られています。現在、ホテルニューグランドは「プリファード・ホテル・グループ」に加盟しており、JR東日本ホテルズの準会員ホテルとしてもその名を馳せています。 ホテルの歴史と背景 横浜市は1923年の関東大震災で甚大な被害を受け、復興が急務となりました。そんな中、当時の横浜市長であった有吉忠一氏の提案により、「横浜市復興会」が結成されました。この組織は、横浜市在住の有力者たちを集めて、復興のための様々なプロジェクトを推進していきま...»

山手234番館

山手234番館は、神奈川県横浜市中区山手町にある歴史的な西洋館で、横浜の豊かな歴史と文化を今に伝える建物です。この館は、1923年の関東大震災後に建設され、横浜市の復興の象徴とも言える存在です。 関東大震災と山手234番館の誕生 1923年9月1日に発生した関東大震災では、横浜の多くの家屋が倒壊し、山手地区もその例外ではありませんでした。震災による被害は甚大で、瓦礫の山となったこの地域から、多くの外国人が神戸市や上海などの他の都市に避難し、震災前に7650人いた外国人の数は、翌年には2156人にまで減少しました。横浜市は震災後の復興を急ぎ、外国人を呼び戻すために山手や根岸に市営住宅を建設し...»

横浜市開港記念会館

横浜市開港記念会館は、神奈川県横浜市中区の関内地区に位置する歴史的建造物であり、国の重要文化財に指定されています。この建物は、横浜港開港50周年を記念して建設され、大正時代から現代に至るまで、さまざまな歴史を経て市民に親しまれてきました。 建設の経緯と意義 横浜市開港記念会館は、1909年(明治42年)の横浜港開港50周年記念事業の一環として計画されました。1913年(大正2年)に設計が決まり、翌1914年に着工されました。建物は1917年(大正6年)に完成し、当初は「開港記念横浜会館」として開館しました。この会館は、市民からの寄付金50万円を元に建設され、開館式には大隈重信や徳川家達とい...»

横浜人形の家

横浜人形の家は、神奈川県横浜市中区山下町に位置する、世界各国の人形を展示する博物館です。館内には、141カ国以上から集められた1万3千点を超える人形が所蔵されており、人形に関する資料も豊富に揃っています。横浜市が保有するこの施設は、丹青社・東急コミュニティー共同事業体によって運営されています。 設立の経緯 「横浜人形の家」の設立は、著名な実業家御木本幸吉の秘書兼通訳を務めた大野英子による人形コレクションが発端となっています。彼女は、約2000体の人形を横浜市に寄贈し、1978年3月に横浜市中区山下町にある産業貿易センタービル内の横浜国際会議場に展示場「人形の家」が設けられました。大野の寄贈...»

横浜指路教会

横浜指路教会は、神奈川県横浜市中区尾上町に位置する、日本基督教団に属する歴史ある教会です。この教会は、1988年(昭和63年)に横浜市認定歴史的建造物として認定され、その豊かな歴史と美しい建築が評価されています。 教会の創設と初代牧師 横浜指路教会の歴史は、1859年(安政6年)10月に遡ります。この年、アメリカ長老教会から派遣された宣教医ジェームス・カーティス・ヘボンが、日本に到着しました。ヘボンは妻を伴って来日し、1874年(明治7年)に関内居留地で横浜指路教会を設立しました。初代牧師にはヘンリー・ルーミスが就任し、教会の基礎を築きました。 「指路」という名称は、旧約聖書に登場する地...»

横浜市イギリス館

横浜市イギリス館は、神奈川県横浜市中区山手町に位置し、「港の見える丘公園」内にある歴史的な西洋館です。この建物は、イギリスの歴史的な建築様式を色濃く反映し、横浜の異国情緒を感じることができる場所として広く知られています。現在は、ホールや展示室として利用され、多くの訪問者に親しまれています。 横浜市イギリス館の歴史 イギリス総領事公邸の誕生 横浜市イギリス館は、1937年にイギリス総領事公邸として、イギリス軍駐屯地の跡地に建設されました。設計は、イギリス政府工務局上海事務所が手掛け、地上2階・地下1階建ての鉄筋コンクリート構造で建てられました。この事務所は、東アジアにおけるイギリスの在外公...»

エリスマン邸

エリスマン邸は、神奈川県横浜市中区元町の元町公園内に位置する西洋館です。建物は、スイス人貿易商フリッツ・エリスマンの邸宅として1925年から1926年にかけて建設され、現在もその美しい姿を保っています。 歴史 建設と設計 エリスマン邸は、横浜市中区山手127番地に建設されました。設計は、チェコ出身の建築家アントニン・レーモンドによるもので、彼は帝国ホテル建設の際にフランク・ロイド・ライトに同行し、日本で独立した建築家としてのキャリアを積みました。この建物は、レーモンドが独立した後の初期の作品の一つであり、彼の建築理念である「自然、単純、直截、正直、経済的」という5原則に基づいて設計されて...»

山手111番館

山手111番館は、神奈川県横浜市中区山手町に位置し、「港の見える丘公園」内にある歴史的な西洋館です。この館は、異国情緒あふれる横浜の山手エリアを象徴する建物の一つであり、その美しい佇まいから多くの訪問者に親しまれています。 山手111番館の歴史 アメリカ人ラフィン夫妻と建物の由来 山手111番館は、アメリカ人の両替商であったJ.E.ラフィン(ラフィン氏)が建てたものです。彼は、乗船していた船が修理を要したため、予定外で横浜に立ち寄ることになりました。その際、箱根に出かけたラフィン氏は、そこでミヨという女性と出会い、激しい恋愛の末に結婚し、横浜で新生活を始めました。ラフィン夫妻は8人の子供...»

掃部山公園

掃部山公園は、神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘に位置し、横浜みなとみらい21を見下ろす高台に広がる美しい公園です。この公園は、横浜開港に深く関わった井伊直弼の銅像が立つことで知られています。また、春には桜が咲き誇り、桜の名所としても多くの人々に親しまれています。 歴史と背景 江戸時代まで、この場所は海に面した高台で「不動山」と呼ばれていました。明治初期になると、新橋駅と横浜駅(現在の桜木町駅)を結ぶ鉄道の開通に携わった外国人鉄道技師、エドモンド・モレルらの官舎がこの地に建てられました。その後も鉄道用地として利用され、「鉄道山」として知られるようになりました。 1884年(明治17年)、旧彦根藩...»

放送ライブラリー

放送ライブラリーは、神奈川県横浜市中区に位置する横浜情報文化センター(情文センター)内にある、放送番組資料の保存・視聴および展示を行うためのアーカイブ施設です。この施設は、ラジオ放送やテレビ放送が開始されて以来、現在までに残っている価値のある番組やCMを系統的に収集し、デジタルデータ化して保存しています。一般の利用者は、これらの貴重な資料を無料で視聴することができ、放送に関する知識や歴史を学ぶ場として広く親しまれています。 放送ライブラリーの機能とサービス 放送ライブラリーでは、放送に関連する展示フロアが設けられており、来訪者は放送に関する様々な資料や歴史的な展示を楽しむことができます。ま...»

横浜情報文化センター

横浜情報文化センターは、日本新聞博物館と放送ライブラリーを中心に、多目的ホールやオフィススペースを備えた複合施設です。この施設は、情報関連企業が入居するオフィススペースを有し、横浜市中区の中心地に位置しています。横浜情報文化センターは、横浜市の情報発信と文化交流の拠点として、多くの人々に利用されています。 旧館と新館の構成 横浜情報文化センターは、旧・横浜商工奨励館を再利用した4階建ての旧館部分と、新たに建設された12階建ての新館部分から構成されています。旧館部分は、近代建築としての価値が評価され、1999年(平成11年)2月に「横浜市認定歴史的建造物」に指定されました。この旧館は、横浜の...»

横浜開港資料館

横浜開港資料館は、神奈川県横浜市中区に位置する近代史系の歴史資料館です。この資料館は、横浜港の開港に関する貴重な資料を収蔵・展示しており、日本の近代史を理解するうえで重要な施設です。場所は、観光地としても有名な山下公園の近くにあり、歴史散策の一環として多くの方々が訪れています。 資料館の設立と建物の歴史 横浜開港資料館は、1981年(昭和56年)に設立されました。資料館の建物は、元英国領事館として1931年に建築されたもので、1972年(昭和47年)まで領事館として使用されていました。この歴史的建物が資料館として再利用され、横浜港の開港にまつわる資料を展示しています。館内には、明治時代から...»

瑜伽洞(田谷の洞窟)

瑜伽洞は、神奈川県横浜市栄区田谷町1501にある真言宗大覚寺派の田谷山定泉寺の境内に位置する人工洞窟です。正式名称は「瑜伽洞」ですが、一般には「田谷の洞窟」として広く知られています。「瑜伽」という言葉は、密教に由来する専門用語で、修行や瞑想に関わる概念です。1990年(平成2年)11月1日には、横浜市登録地域文化財として「地域史跡」に登録されています。 洞窟と定泉寺の歴史 定泉寺は、1532年(天文元年)に鶴岡二十五坊相承院の僧・快元の門弟である隆継によって建立されたと伝えられています。しかし、瑜伽洞の歴史はそれよりもさらに古く、古墳時代に遡る横穴墓や住居跡であったとされています。 伝説...»

長屋門公園

長屋門公園は、神奈川県横浜市瀬谷区阿久和東に位置する、歴史と自然が調和した公園です。この公園は、ボランティア団体である「長屋門公園歴史体験ゾーン運営委員会」によって管理・運営されており、入場・入館は無料で、訪れる人々に気軽に利用していただけます。 概要 長屋門公園は、古民家を中心とした「歴史体験ゾーン」と、杉林や散策路を楽しむことができる「自然観察ゾーン」の2つのエリアに分けられます。それぞれが持つ独自の魅力により、訪れる人々は歴史を学び、自然を感じることができます。 歴史体験ゾーン 歴史体験ゾーンには、横浜市が認定した歴史的建造物である「旧大岡家長屋門(きゅうおおおかけながやもん)」...»

こども自然公園

こども自然公園は、神奈川県横浜市旭区に位置する広大な都市公園で、地元の人々からは「大池公園」とも呼ばれ親しまれています。この公園は、横浜市が管理しており、その面積は約48ヘクタールにも及び、旭区内では最大の公園として知られています。園内には豊かな自然が広がり、子供から大人まで楽しめる様々な施設が整備されています。 公園の所在地とアクセス こども自然公園は、神奈川県横浜市旭区大池町65-1に事務所があり、二俣川駅南口方面から自然公園通りの突き当たりに位置しています。公園全体は旭区大池町、柏町、万騎が原、戸塚区名瀬町、泉区緑園七丁目にまたがっており、広い範囲に広がっています。アクセス方法として...»

大通り公園

大通り公園は、神奈川県横浜市中区に位置する帯状の都市公園です。JR関内駅から始まり、横浜市営地下鉄伊勢佐木長者町駅をほぼ中央に、阪東橋駅まで続く全長約1,200メートルの細長い公園として知られています。1978年(昭和53年)9月9日に開園し、その独特な形状と歴史的背景から、多くの市民や観光客に親しまれています。 公園の歴史と形成 大通り公園の場所には、かつて運河であった吉田川・新吉田川が流れていました。しかし、1973年(昭和48年)にこれらの運河は埋め立てられ、その上に横浜市営地下鉄1号線が建設されることとなりました。その地上部分に、新たな緑地として大通り公園が整備されました。この公園...»

元町公園

元町公園は、神奈川県横浜市中区元町に位置する都市公園です。元町商店街から山手にかけて広がる谷戸と呼ばれる地形にあり、西洋館やプール、弓道場などの施設が配置されています。この公園は、都市の喧騒から離れた静かな環境にあり、訪れる人々にリラックスした時間を提供しています。 公園の歴史 アルフレッド・ジェラールと元町公園の起源 元町公園の土地は、1868年ごろにフランス人実業家アルフレッド・ジェラールが取得しました。ジェラールはこの地で、船舶向けの給水事業を開始し、さらに「ジェラール瓦」として知られる西洋瓦の工場を開設しました。この工場は、ジェラールが1878年に帰国した後も後継者によって運営さ...»

こどもの国 (横浜市)

こどもの国は、神奈川県横浜市青葉区奈良町と東京都町田市三輪町にまたがる広大な敷地に位置する、社会福祉法人こどもの国協会が運営する総合的な児童厚生施設です。この施設は、子どもたちが自然の中で心豊かに育つことを目的として設立され、1965年5月5日の「こどもの日」に開園しました。 施設と特徴 こどもの国は、児童福祉と情操教育を目的とした施設であり、自然の中での冒険や動物との触れ合い、手作り体験など、素朴な遊びを重視しています。そのため、園内には多くの施設が設置されていますが、大型の電動遊具は少なく、太陽光発電で動くミニSLや足漕ぎコースターがある程度です。 牧場と名物 園内には牧場があり、...»

横浜こども科学館

横浜こども科学館は、神奈川県横浜市磯子区洋光台に位置する、子どもから大人まで楽しめる科学館です。館長は的川泰宣氏が務めており、建物の外観は宇宙船をモチーフにデザインされています。指定管理者はCTC(コングレ・東急コミュニティー)共同事業体が担当しています。 施設の特徴 横浜こども科学館は、地下2階から5階までのフロアを持ち、全体が巨大な宇宙船をイメージした体験型科学館として設計されています。各フロアは異なるテーマに基づいて展示が行われており、訪れる人々は、実際に触れて体感しながら、科学の不思議や宇宙について学ぶことができます。 5階「宇宙船長室」 宇宙の広がりを探る展示が行われている5...»

横浜市歴史博物館

横浜市歴史博物館は、神奈川県横浜市都筑区中川中央に位置し、横浜の歴史を深く知ることができる博物館です。隣接する大塚・歳勝土遺跡(国の史跡)は、弥生時代中期の大規模な環濠集落跡として有名です。遺跡内には、竪穴住居7棟をはじめ高床式倉庫、型取り遺構、木橋などが復元してあります。 常設展示室の構成 原始I - 自然の恵みの中で生きる 「原始I」の展示室では、約三万年前から約二千四百年前までの先土器時代と縄文時代の横浜の歴史を紹介しています。この時代は、農耕がまだ発展していない時期であり、人々は自然の恵みを頼りに生活を営んでいました。 先土器時代の展示 先土器時代の展示コーナーでは、市内最古...»

横浜市電保存館

横浜市電保存館は、神奈川県横浜市磯子区滝頭三丁目に位置し、1972年(昭和47年)3月に廃止された横浜市交通局の路面電車、通称「横浜市電」に関する資料を保存・展示している施設です。この保存館は、一般財団法人横浜市交通局協力会が運営しており、市民や観光客に向けて歴史的な資料や車両を公開しています。 横浜市電保存館の歴史 市電全廃と保存館の開館 横浜市電は、1972年(昭和47年)3月31日にその運行を終え、全廃されました。それに伴い、1973年(昭和48年)8月25日には、滝頭車両工場の跡地に横浜市電保存館が開館しました。ここでは、市電の車両7両と関連する部品や備品が保存・展示され、かつて...»

補陀洛山 西方寺

西方寺は、神奈川県横浜市港北区新羽町に位置する真言宗の寺院です。横浜七福神巡りの中で恵比寿を祀る寺院としても知られており、また「子年観音霊場」(旧小机領三十三所観音霊場)第十五番札所、および「武相不動尊二十八所」第九番札所としても信仰を集めています。 歴史 西方寺は、建久5年(1190年)に東大寺の別当であった勝賢僧正によって、現在の鎌倉市笹目ヶ谷に創建されました。その後、極楽寺の創建とともに近隣の地に移転されましたが、鎌倉時代の終焉とともに極楽寺の寺勢が衰退し、明応4年(1495年)には現在の横浜市新羽の地に移転し、今日に至っています。 境内 本堂 西方寺の本堂は、横浜市指定有形文...»

横浜市 金沢動物園

横浜市立金沢動物園は、神奈川県横浜市金沢区釜利谷東に位置する市立の動物園です。この動物園は金沢自然公園内にあり、豊かな自然環境に囲まれています。金沢動物園は、草食動物の保護と展示に特化しており、広々とした飼育スペースを誇ります。また、無柵放養式展示の手法を採用しており、地理学的展示による動物たちの生態や生活環境を再現しています。 展示ゾーンの紹介 金沢動物園には、さまざまな地域をテーマにした展示ゾーンが設けられており、以下のようなゾーンが存在します。 アメリカ区 アメリカ大陸に生息する動物たちを展示しています。このゾーンでは、アメリカバイソンやジャガーなど、北米や南米の動物たちを見るこ...»

横浜ベイサイドマリーナ

横浜ベイサイドマリーナは、神奈川県横浜市金沢区に位置するマリーナ施設です。国土交通省より「よこはま・かなざわ海の駅」として海の駅に登録されており、海洋レクリエーションやマリーナとしての役割を果たしています。 概要 横浜ベイサイドマリーナは、昭和30年代の高度経済成長期に新山下町にあった貯木場が手狭になったため、横浜市は金沢区鳥浜町の埋立地区への移転を計画し、昭和49年(1974年)に金沢木材埠頭が供用開始されました。その後、原木の輸入方法が変わり、貯木場の利用が減少していきました。 昭和62年(1987年)に「横浜港港湾計画」に基づき、遊休化した金沢木材港の貯木水面を利用した「金沢地区マ...»

弘明寺

弘明寺は、神奈川県横浜市南区弘明寺町に位置する高野山真言宗の寺院で、瑞應山蓮華院と号しています。この寺は横浜市内で最も古い歴史を持ち、その本尊である木造十一面観世音菩薩立像(通称「弘明寺観音」)は、国の重要文化財に指定されています。寺の名は、町名や駅名としても広く使われ、江戸時代から1889年(明治22年)までは、この地域は「弘明寺村」(のちに「弘明寺町」)と呼ばれていました。 本尊の真言は「おん まか きゃろにきゃ そわか」であり、弘明寺の信仰に深い意味を持っています。また、弘明寺のご詠歌は、「ありがたやちかひの海をかたむけて そそぐめぐみにさむるほのやみ」として伝えられ、信仰の深さを表現...»

山手イタリア山庭園

山手イタリア山庭園は、横浜市中区に位置する山手地区に広がる、美しい庭園です。この庭園は、1880年(明治13年)から1886年までイタリア領事館がこの地に設置されていたことに由来し、イタリア山と名付けられました。庭園内には幾何学的に配置された水路や花壇があり、そのデザインはイタリア式庭園の伝統を受け継いでいます。訪れる人々を魅了するこの庭園は、歴史と自然が調和する素晴らしい場所です。 イタリア式庭園の美しさ 山手イタリア山庭園の最大の特徴は、その見事なイタリア式庭園です。庭園のデザインは、シンメトリーと幾何学的な配置を重視しており、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。四季折々の花々が咲き誇...»

汽車道

汽車道は、神奈川県横浜市にある桜木町駅前と新港地区を結ぶ遊歩道です。この遊歩道は、かつての鉄道廃線跡を活用して1997年に開通しました。港湾環境整備施設(港湾緑地)として整備され、地元の人々や観光客に親しまれています。本項では、遊歩道としての「汽車道」だけでなく、その歴史や産業遺産としての価値についても詳しくご紹介いたします。 「開港の道」としての役割 汽車道は、2002年に設定された「開港の道」という散策コースの一部を成しています。このコースは、桜木町駅から港の見える丘公園までを結ぶもので、その起点側に当たります。また、この道の一部は、みなとみらい地区の運河パークを通り抜ける形となってい...»

日本基督公会

日本基督公会は、1872年3月10日(旧暦明治5年2月2日)に横浜公会(よこはまこうかい)として設立されたプロテスタント教会です。現在は、日本キリスト教会・横浜海岸教会として知られています。この教会は、日本におけるプロテスタントの歴史において重要な役割を果たし、多くの信者にとっての精神的な支えとなってきました。 公会の理念と創設の背景 日本基督公会の創設にあたっては、「公会の基礎」として以下のような理念が掲げられました。「我輩の公会は宗派に属せず。ただ主イエス・キリストの名に依て建る所なれば、単に聖書を標準とし、是を信じ、是を勉むる者は、皆是キリストの僕(しもべ)、我等の兄弟なれば、各中の...»

外交官の家(旧内田家住宅)

外交官の家、または旧内田家住宅は、1910年(明治43年)に建築された塔屋付き木造2階建の西洋館です。この建物は、明治・大正時代の外交官、内田定槌の住宅として東京都渋谷区に建てられましたが、現在は神奈川県横浜市中区山手町に所在しています。「旧内田家住宅」という名称で、1997年(平成9年)に国の重要文化財に指定されており、その歴史的・文化的価値が広く認められています。 内田定槌と外交官の家の誕生 外交官の家は、明治政府の外交官であった内田定槌の邸宅として、1910年(明治43年)に建てられました。内田定槌は、日本の近代外交を支えた重要な人物であり、その邸宅もまた、西洋文化の影響を強く受けた...»

MARK IS みなとみらい

MARK IS みなとみらいは、神奈川県横浜市西区みなとみらいに位置する大型商業施設です。建物は地上6階建て・地下4階構造で、商業施設面積は約43,000m²に及びます。この規模は、みなとみらい地区において最大級であり、地下4階からみなとみらい駅と直結しています。2013年6月21日に開業しました。施設は横浜美術館の前に位置し、みなとみらい地区の34街区に該当します。 施設のコンセプトと特徴 ターゲットとする顧客層 MARK IS みなとみらいのコンセプトは「ライフエンターテインメントモール」であり、子育て中の家族からその親世代までの「3世代ファミリー」をターゲットにしています。施設内に...»

横浜みなと博物館

横浜みなと博物館は、神奈川県横浜市西区みなとみらいに位置する、日本丸メモリアルパーク内にある海事博物館です。この博物館は、横浜港をテーマにしており、その歴史や役割を学ぶことができる施設です。元々は「横浜マリタイムミュージアム」という名称で、2009年4月に「横浜みなと博物館」として再オープンしました。 歴史と展示内容の変遷 横浜みなと博物館は、開港以来160年にわたる横浜港の歴史を紹介する常設展示「横浜港の歴史」ゾーンと、横浜港の働きや役割を学べる「横浜港の再発見」ゾーンから構成されています。また、帆船日本丸や港湾技術の発展に焦点を当てた展示もあり、子供から大人まで楽しめる内容となっていま...»

成田山 横浜別院 延命院

成田山 横浜別院 延命院は、神奈川県横浜市西区宮崎町に位置する真言宗智山派の寺院です。この寺院は、千葉県成田市にある成田山新勝寺の横浜別院として設立され、通称「野毛山不動尊」や「横浜成田山」として親しまれています。 歴史 創建と高島嘉右衛門の協力 成田山 横浜別院の創建は、1870年(明治3年)に遡ります。この年、高島易断で名高い高島嘉右衛門の協力を得て、成田山新勝寺の横浜別院として設立されました。当初は、現在の神奈川県横浜市南区西中町にある普門院の境内に遥拝所が設置され、これが横浜別院の始まりとなりました。この遥拝所は、横浜へ移住してきた成田不動尊の信者たちの強い要望に応える形で設立さ...»

伊勢山皇大神宮

伊勢山皇大神宮は、神奈川県横浜市西区宮崎町に位置する神社であり、天照皇大神を祭神として祀っています。この神社は桜の花を社紋とし、横浜の地域では「皇大神宮(こうたいじんぐう)」と呼ばれることもあります。旧社格は官幣国幣社等外別格であり、その後、県社に格上げされました。また、神社本庁に属する神社の中で初めて破産宣告を受けたことでも知られています。 歴史的背景と創建 神社の創建とその背景 伊勢山皇大神宮の創建は明治3年(1870年)に遡ります。当時、一寒村に過ぎなかった横浜が開港場として急速に発展し、貿易の街へと変貌を遂げる中で、神奈川県はキリスト教などの外来文化と対峙する横浜の精神的支柱を確...»

神奈川県