神奈川県 » 小田原

小田原フラワーガーデン

(おだわら)

小田原フラワーガーデンは、神奈川県小田原市に位置する広大な庭園で、美しい花々と四季折々の風景が楽しめる観光スポットです。このガーデンは、花と緑に囲まれたリラックスした空間であり、家族連れやカップル、花好きの人々に人気の場所です。

梅、桜、バラ、ハナショウブなどが植栽されているため、年間を通して色とりどりの花が楽しめます。トロピカルドーム(大温室)は熱帯・亜熱帯植物を中心に花の美しい植物が楽しめ、訪れる人々に異国情緒あふれる空間を提供しています。

歴史と背景

小田原フラワーガーデンは、伊豆箱根鉄道大雄山線の飯田岡駅から南西に徒歩約20分(約1.6kmの上り坂)の場所に位置しています。標高は駅付近で18メートルですが、ガーデン付近では114メートルと高くなっており、自然豊かな環境が広がっています。また、このエリアは2009年2月に神奈川県から「里地里山等保全地区」に指定されており、地域の自然環境が大切に保護されています。

小田原フラワーガーデンは、1991年に開園されました。開園当初から、地域住民の憩いの場としてだけでなく、観光名所としても多くの人々に親しまれてきました。園内には、多種多様な植物が植えられており、季節ごとに異なる花の美しさを楽しむことができます。

主な施設と見どころ

トロピカルドーム温室

直径40メートル、高さ22メートルの大規模な温室では、約200種の熱帯・亜熱帯植物が鑑賞できます。室内は常に22度に保たれており、季節を問わず訪れることができる観光スポットです。特に寒い季節には、南国の雰囲気を味わえるため、人気のスポットとなっています。

渓流の梅林

渓流の梅林は、200種、480本の梅の木が植栽されており、毎年1月中旬から3月上旬にかけて、梅まつりが開催されます。この時期には、梅の香りが園内を包み込み、多くの訪問者で賑わいます。

ハナショウブ池

6月中旬ごろが見ごろのハナショウブ池では、約180種、1000株のハナショウブが咲き誇ります。紫や白の花々が池を彩り、訪れる人々に涼やかな風景を提供します。

バラ園

バラ園は、5月中旬と10月上旬が見ごろで、145種、345本のバラが植栽されています。バラの甘い香りと美しい花々が、訪れる人々を魅了します。

アルカディア広場

花壇に囲まれた広場で、夏場には噴水や水遊びが楽しめるスポットです。家族連れでのんびりと過ごすのに最適な場所です。

あずまや

梅まつりの期間中、有料で抹茶を楽しめる「あずまや」が設置されます。和の風情を感じながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

カフェ・ハイビスカス

土日、祝日に営業している「カフェ・ハイビスカス」は、軽食や飲み物を楽しむことができるカフェです。園内散策の合間に立ち寄り、ひと休みするのにぴったりの場所です。

四季折々の花々

小田原フラワーガーデンの最大の魅力は、四季折々の花々と広大な自然の中でリラックスできることです。春には桜やチューリップ、夏にはひまわりやラベンダー、秋にはコスモスやダリア、冬にはパンジーやビオラなど、季節ごとに異なる花々の美しさを楽しむことができます。

また、ガーデン内には散策路が整備されており、ゆっくりと歩きながら美しい風景を楽しむことができます。ピクニックエリアもあり、のんびりとした時間を過ごすことができるのも魅力の一つです。

春の花々

夏の花々

秋の花々

冬の花々

アクセスと周辺情報

小田原フラワーガーデンへのアクセスは、JR小田原駅からバスで約20分、またはタクシーでの移動が便利です。駐車場も完備されており、車での訪問も可能です。

小田原フラワーガーデンの隣には、おだわら諏訪の原公園があります。この公園もまた、自然豊かな環境を楽しむことができるスポットで、フラワーガーデンと合わせて訪れるのに最適です。

周辺には、小田原城や温泉地などの観光スポットも多く、観光と合わせて訪れるのもおすすめです。特に春や秋の花のシーズンには、多くの観光客が訪れ、美しい花々を楽しんでいます。

まとめ

小田原フラワーガーデンは、美しい花々と自然に囲まれたリラックスした空間を提供する観光スポットです。四季折々の花の美しさを楽しむことができるほか、家族連れやカップルにもぴったりの場所です。ぜひ訪れて、その魅力を体験してみてください。

Information

名称
小田原フラワーガーデン
(おだわら)
リンク
公式サイト
住所
神奈川県小田原市久野3798-5
電話番号
0465-34-2814
営業時間

9:00~17:00

定休日

月曜日(祝日、休日の場合は翌日)
年末年始

料金

無料

駐車場

無料 150台

アクセス

小田原駅からバスで30分

小田原

神奈川県