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小田原

Odawara

小田原の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

小田原 観光ガイド

小田原の観光・旅行 Info

神奈川県西部に位置する小田原市は、歴史と自然、グルメが融合した魅力あふれる観光地です。以下では、小田原を訪れた際におすすめしたい観光地をご紹介します。

歴史を感じるスポット

小田原城(おだわらじょう)

戦国時代に北条氏が築いた城として有名で、復元された天守閣からは小田原の街並みや相模湾が一望できます。敷地内には歴史見聞館や忍者体験施設もあり、子どもから大人まで楽しめます。

報徳二宮神社

勤勉の象徴・二宮尊徳(金次郎)を祀る神社。境内は美しく整備されており、心落ち着くスポットです。カフェやお守りも人気。

自然を楽しむスポット

小田原フラワーガーデン

四季折々の花々が咲き誇る広大な庭園。特に2月~3月の梅まつりや、バラのシーズンには多くの来園者で賑わいます。

曽我梅林

毎年2月には「小田原梅まつり」が開催され、約35,000本の梅が咲き誇る光景は圧巻。富士山と梅の絶景を楽しめます。

家族で楽しめるスポット

小田原こどもの森公園わんぱくらんど

広大な敷地に大型遊具やミニSL列車、動物とのふれあいエリアがある自然公園。ファミリーでのピクニックにぴったりです。

小田原城址公園

小田原城を中心とした公園で、桜やアジサイなど四季の花が楽しめます。動物園も併設されており、のんびり散策するのにおすすめです。

海と食の魅力にふれるスポット

小田原さかなセンター

地元で水揚げされた新鮮な海産物が購入できるだけでなく、海鮮バーベキューも楽しめます。お土産探しにも最適です。

早川漁港周辺

新鮮な海の幸を味わえる食堂や寿司店が並ぶグルメエリア。朝食やランチにおすすめです。

文化・芸術スポット

小田原市郷土文化館

小田原の歴史や文化、芸術について学べる施設で、古地図や北条氏関連の資料も展示されています。

江之浦測候所

建築家・杉本博司氏が設計した美術施設。相模湾を一望するロケーションと、時間・空間・光を感じさせる建築が融合した特別な体験ができます(事前予約制)。

小田原のグルメガイド

神奈川県西部の小田原市(おだわらし)は、海と山に囲まれた自然豊かな地域であり、食文化も非常に多彩です。ここでは、小田原ならではの名産品やローカルフード、人気レストラン、お土産についてご紹介します。

小田原の名産品

かまぼこ(蒲鉾)

小田原は全国有数のかまぼこの産地です。新鮮な魚のすり身を使用したかまぼこは、歯ごたえがあり上品な味わい。「鈴廣(すずひろ)」など老舗のかまぼこ店が多数あり、見学や体験も可能です。

干物

早川漁港などで水揚げされた魚を使った干物も名産。アジやカマス、キンメダイなど、多様な種類の干物が揃っており、お土産としても人気があります。

梅干し・梅製品

小田原は梅の名所「曽我梅林」があり、良質な梅干しや梅酒、梅ジャムなどの加工品が特産です。

みかん・柑橘類

相模湾沿いの温暖な気候を活かした柑橘栽培も盛んで、冬から春にかけて小田原みかんや湘南ゴールドが楽しめます。

小田原のローカルフード

アジフライ

小田原港で獲れたアジを使った「アジフライ」はサクサクの衣とジューシーな身が特徴。多くの地元食堂で提供されています。

小田原おでん

地元のかまぼこや野菜を使った優しい味わいのおでん。からし味噌をつけて食べるのが小田原流です。

地魚料理

早川漁港や近隣の魚市場から仕入れた新鮮な魚を使用した寿司や海鮮丼、煮魚定食が地元飲食店で楽しめます。

小田原の人気レストラン

だるま料理店

明治創業の老舗和食店。レトロな建物で、うな重や天ぷら、刺身定食など伝統的な和食を味わえます。

鈴廣かまぼこの里「千世倭樓」

かまぼこを使った創作和食が味わえるレストラン。体験施設も併設されており、家族連れにおすすめです。

魚市場食堂(早川漁港)

地元の漁師や観光客に人気の海鮮食堂。朝獲れの魚を使った海鮮丼や定食はボリューム満点。

一夜城ヨロイヅカ・ファーム

パティシエ鎧塚俊彦氏がプロデュースする絶景スイーツスポット。自家栽培の野菜や果物を使ったスイーツが堪能できます。

小田原のお土産

小田原かまぼこセット

「鈴廣」「籠清」などの老舗店で販売されるセット商品は、贈答用としても人気です。紅白のかまぼこや伊達巻などバリエーションも豊富。

小田原梅干し

曽我梅林周辺の直売所や物産館で販売されている梅干しは、昔ながらの酸味の効いた味が特徴です。

干物詰め合わせ

早川や小田原駅周辺で購入可能。真空パックのものは日持ちがよく、持ち帰りにも最適です。

地酒・梅酒

小田原産の梅や地元の水を使った日本酒や梅酒もお土産として人気。蔵元「曽我の誉」などで購入できます。

小田原の季節の祭り・イベント

小田原市(おだわらし)は、歴史と文化が息づく街として、年間を通じてさまざまな祭りやイベントが開催されています。地元の伝統や自然、食文化を生かした催しが多く、観光と合わせて楽しむことができます。

春のイベント

小田原梅まつり(2月中旬〜3月上旬)

市内の曽我梅林を中心に開催される梅まつりは、小田原の春の風物詩。約3万5千本の白梅が咲き誇り、富士山とのコントラストが見事です。期間中は地元物産の販売やイベントも実施されます。

小田原城址公園桜まつり(3月下旬〜4月上旬)

小田原城周辺の桜は、「さくら名所100選」にも選ばれており、夜にはライトアップも。お堀沿いを彩る桜並木は見応えがあります。

夏のイベント

小田原ちょうちん夏まつり(7月)

小田原の伝統工芸「小田原ちょうちん」をテーマにした夏の風物詩。約2000個のちょうちんが小田原城址公園を彩り、ステージイベントやパレード、屋台も楽しめます。

小田原酒匂川花火大会(8月)

酒匂川河川敷で開催される花火大会は、スターマインや水中花火などバリエーション豊かで迫力満点。市内外から多くの見物客が訪れます。

秋のイベント

北條五代祭り(5月初旬)※春開催ですが歴史祭りとして紹介

小田原の戦国時代の名将・北条氏五代を偲ぶ武者行列イベント。鎧をまとった武者たちが市内を練り歩く様子は壮観で、毎年多くの観光客を魅了しています。

小田原城あじさい花菖蒲まつり(6月)

梅雨の時期に小田原城の本丸東堀で開催される花の祭典。あじさいと花菖蒲の美しい競演を楽しめます。

冬のイベント

小田原城イルミネーション(12月中旬〜1月初旬)

年末年始には小田原城を幻想的に照らすイルミネーションイベントが開催され、ライトアップされた天守閣や石垣が幻想的な雰囲気を演出します。

小田原初詣(1月1日〜)

報徳二宮神社や松原神社、小田原城址公園周辺には、初詣の参拝客で賑わいます。出店や甘酒のふるまいもあり、お正月らしい雰囲気が楽しめます。

特徴的なイベント・文化

小田原ちょうちん

江戸時代から伝わる工芸品「小田原ちょうちん」は、コンパクトに折り畳める実用的な提灯として有名で、祭りや観光施設でも広く見かけられます。夏の「小田原ちょうちん夏まつり」で特に注目されます。

北条氏の歴史文化

戦国大名・北条氏ゆかりの地として、歴史を体感できるイベントや展示も多数。特に「北條五代祭り」や小田原城のイベントはその文化的背景を深く知る良い機会となります。

小田原の気温・天候

小田原市(おだわらし)は、神奈川県西部に位置し、相模湾に面した温暖な気候が特徴です。年間を通じて比較的穏やかな天候に恵まれ、観光にも適した地域です。以下では、春、梅雨、夏、秋、冬それぞれの気候の特徴と、雨や台風などの注意点についてご紹介します。

春(3月〜5月)

気温と気候

春の小田原は、日中は15〜20℃程度と穏やかで過ごしやすく、観光に最適なシーズンです。3月には徐々に寒さが和らぎ、4月には桜が満開を迎えます。

特徴

梅や桜の名所が点在しており、城址公園や曽我梅林などでは花見が楽しめます。花粉症の方はスギやヒノキの花粉に注意が必要です。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温と気候

気温は20〜27℃ほどで湿度が高くなります。降水量が増える時期で、曇りや雨の日が多くなります。

特徴

屋外観光には折りたたみ傘やレインコートが必須です。ただし、梅雨の時期には花菖蒲やあじさいが見頃を迎え、美しい風景が楽しめます。

夏(7月中旬〜9月)

気温と気候

最高気温は30℃を超える日もありますが、海風の影響で東京や内陸部よりは若干涼しさを感じます。熱中症には注意が必要です。

特徴

海水浴や夏祭り、花火大会などイベントが豊富な季節です。午後に急な雷雨や夕立が起きることがあるため、天気予報のチェックをおすすめします。

秋(10月〜11月)

気温と気候

秋は20℃前後と快適で、湿度も下がり過ごしやすい季節です。紅葉も11月中旬ごろから楽しめます。

特徴

台風シーズンの終盤にあたり、10月は時折強風や大雨を伴う台風に注意が必要です。晴れた日には箱根方面まで美しい景色が望めます。

冬(12月〜2月)

気温と気候

気温は5〜12℃ほどで、関東の中では比較的温暖な地域です。雪はほとんど降らず、降ったとしても積もることはまれです。

特徴

空気が澄み、天気の良い日には富士山の絶景が望めます。乾燥するため、風邪やインフルエンザの予防が必要です。

雨や台風の特徴

雨の傾向

年間を通じて降水量は多く、特に梅雨と台風の時期(6月〜10月)に集中します。その他の季節は比較的降水量が少なめです。

台風の影響

台風の接近により、夏から秋にかけて大雨や強風に見舞われることがあります。海沿いのエリアでは波が高くなり、交通機関に影響が出ることもあるため注意が必要です。

小田原へのアクセス

鉄道を利用したアクセス

東京方面からのアクセス

東京駅からは、東海道新幹線(こだま号)を利用すると約35分で到着します。また、JR東海道本線(快速アクティー)では約80分程度でアクセス可能です。

新宿方面からのアクセス

新宿駅からは小田急小田原線(特急ロマンスカー)で約70〜90分。普通列車を利用しても約90〜100分程度でアクセスできます。

横浜方面からのアクセス

横浜駅からはJR東海道本線で約40分、または横浜市営地下鉄ブルーライン小田急線の乗り継ぎでもアクセス可能です。

その他の路線

小田原駅は以下の路線が乗り入れており、複数のエリアからのアクセスに対応しています:

自動車を利用したアクセス

東京・横浜方面から

東名高速道路を利用し、厚木ICから小田原厚木道路を経由して小田原西ICまたは早川ICで降りるルートが一般的です。渋滞がなければ、東京から約1時間半程度です。

静岡方面から

西からのアクセスは、西湘バイパスや国道1号線を利用するのが便利です。伊豆方面からもアクセス可能で、観光とセットにすることができます。

バスを利用したアクセス

羽田空港からの直行バス

羽田空港からはリムジンバスが小田原駅まで運行されており、所要時間は約1時間30分です。

高速バス(各都市から)

新宿、渋谷、名古屋などの主要都市から高速バスが運行されており、低価格で移動したい方にはおすすめの手段です。

小田原の移動手段

小田原市(おだわらし)は、城下町や温泉地として人気があり、観光スポットが点在しています。効率よく巡るためには、目的に応じた移動手段を使い分けることがポイントです。ここでは、小田原市内で利用可能な主な移動手段をご紹介します。

電車での移動

JR東日本・小田急・箱根登山鉄道など複数の路線が利用可能

小田原駅は、JR東海道本線小田急小田原線箱根登山鉄道伊豆箱根鉄道大雄山線などの鉄道が交差する交通の要衝です。例えば、小田急線で箱根湯本方面へ大雄山線で市南部の栢山や富水方面へアクセス可能です。

バスでの移動

箱根登山バス・伊豆箱根バスが市内を広範囲にカバー

市内や周辺地域の主要観光地へのアクセスには路線バスが便利です。特に箱根方面や早川漁港、城址公園周辺への移動には多くの便があります。小田原駅を起点にバスが頻繁に発着しており、交通系ICカードも利用可能です。

レンタサイクル

自転車でのんびり城下町めぐり

小田原駅周辺にはレンタサイクルの貸出スポットがあり、観光地が比較的コンパクトにまとまっている市街地ではとても便利です。小田原城、早川漁港、かまぼこ通りなどを気軽に巡ることができ、地元の雰囲気を肌で感じられる移動手段です。

タクシー

時間を有効活用したい方におすすめ

駅前にはタクシー乗り場があり、宿泊施設や観光施設、山間部などへスムーズに移動できます。特に雨天時や荷物が多い時交通が不便な場所へ行く際に便利です。

徒歩

小田原駅周辺は徒歩圏内に見どころ多数

小田原城、小田原宿なりわい交流館、松原神社、かまぼこ通りなど、駅から徒歩10~15分圏内に観光スポットが集中しています。歴史ある町並みを散策しながら観光できるのも小田原の魅力です。

小田原の観光コース

1日で巡る 小田原歴史と海の魅力コース

9:00 小田原駅到着

小田原駅に到着したら、まずは駅構内の観光案内所でマップや割引券を手に入れましょう。駅周辺にはロッカーも充実しており、荷物を預けて身軽に観光を楽しめます。

9:30 小田原城見学

小田原城は戦国時代の名城で、天守閣からは相模湾が一望できます。天守の内部には展示もあり、歴史好きにもおすすめ。桜の名所としても知られています。

11:00 小田原宿なりわい交流館で街歩き

かつての東海道・小田原宿の雰囲気が残るエリア。江戸時代の暮らしに触れながら、町屋建築を見学できます。周辺には古民家カフェも点在しています。

12:00 魚市場食堂で海鮮ランチ

小田原漁港近くの「魚市場食堂」では、朝獲れの新鮮な魚介を堪能できます。アジフライや刺身定食が人気です。

13:30 小田原文学館・清閑亭

小田原文学館清閑亭では、文人たちが愛した風景や文化を静かに感じることができます。特に清閑亭の庭園と海の眺めは癒しの時間を与えてくれます。

15:00 鈴廣かまぼこ博物館で見学&体験

鈴廣かまぼこ博物館では、かまぼこ作り体験や試食も楽しめます。お土産にもおすすめの商品が豊富に揃っています。

16:30 箱根湯本へ移動(オプション)

時間があれば、箱根登山鉄道に乗って箱根湯本まで足を延ばして温泉に立ち寄るのもおすすめです。日帰り入浴施設も充実しています。

テーマ別コース例

歴史好きにおすすめ:戦国・幕末の小田原巡り

小田原城 → 小田原城址公園 → 報徳二宮神社 → ういろう本店 → 小田原宿なりわい交流館

グルメ重視派に:海の幸とローカルフード満喫コース

早川漁港 → 魚市場食堂 → 鈴廣かまぼこ博物館 → だるま料理店(老舗洋食) → 駅前商店街

家族連れにおすすめ:学びと体験コース

小田原城 → 小田原こどもの森公園わんぱくらんど → 鈴廣かまぼこ博物館 → 小田原さかなセンター

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