五所八幡宮は、神奈川県足柄上郡中井町に位置する歴史ある神社です。地元では通称「五所宮(ごしょのみや)」として親しまれています。
五所八幡宮は、神奈川県の中井町に鎮座し、古くから地域の守護神として信仰されてきました。毎年4月29日に行われる例大祭では、珍しい「鷺の舞」が奉納され、多くの参拝者で賑わいます。また、当社は神奈川県神社庁による献幣使参向神社に指定されています。
五所八幡宮では、以下の神々が祀られています。
五所八幡宮の歴史は古く、保元2年(1157年)にさかのぼります。この年、比叡山延暦寺の僧慈恵の門人である義圓が東国を行脚中に、当地の雑色村(ぞうしきむら)で一夜の宿を借りた際に霊夢を見ました。その夢に現れた白鳩に導かれ、「龍頭丘(りゅうずがおか)」の杜に至り、そこで現れた童子(誉田別命)の霊言に従い、神を勧請したのが始まりとされています。
「五所宮」という名称の由来は、八幡宮の勧請が5番目に行われたことにちなむと言われています。
五所八幡宮では毎年4月29日に例大祭(神幸祭)が行われます。この例大祭で奉納される「鷺の舞」は、全国でも数少ない貴重な伝統芸能の一つです。この舞は、昭和52年(1977年)に「かながわの民俗芸能50選」および中井町の文化財指定を受けています(指定第1号)。
五所八幡宮の境内には、後三社が鎮座しています。
五所八幡宮には、以下のような重要な文化財が指定されています。
五所八幡宮へのアクセスは以下の通りです。