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横浜 元町 横浜中華街 観光ガイド

開国時代より舶来の品物が入ってきた元町は今も多くのブティックが立ち並ぶオシャレスポットです。日本最大の中華街・横浜中華街では本格中華料理や食べ歩きが楽しめます。

元町・中華街のおすすめ観光情報をご紹介。元町・中華街には、横浜中華街、山下公園、横浜大世界、港の見える丘公園、山手の洋館、日本郵船氷川丸、横浜赤レンガ倉庫、大さん橋、横浜マリンタワー、横浜人形の家などの観光スポットがあります。

また、中華料理、肉まん、洋食、中国茶、天津甘栗などのご当地グルメもおすすめです。

横浜中華街は、500m四方の面積の中に200店以上の中国料理店が並び、日本では最大規模を誇る中華街となっています。中華街では本格的な中国料理が食べられる他、身近なスーパーなどでは販売されていないような中国食材も手に入るため、平日休日問わず多くの観光客や中国人で賑わいを見せます。

横浜 元町 横浜中華街のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

大さん橋

海辺の開放的な空間で、心も体もリラックス

横浜港にある地下1階地上2階建の国際船客ターミナル。「くじらのせなか」の相性の屋上はブラジル産イペを使用したウッドデッキと天然芝の芝生広場となっていて、24時間自由に出入りできる、公園のようなスポットになっている。 みなとみらいの町並みやベイブリッジ、山下公園まで、横浜港の景色を一望することができる。横浜のビル群の夕景やきらめく夜景も美しい。 1894年に完成した鉄桟橋を前身とし、クルーズの豪華客船が発着する大さん橋となった。 概要 大さん橋(おおさんばし)は、神奈川県横浜市中区にある港湾施設です。正式名称は横浜港大さん橋国際客船ターミナルで、クルーズ船の発着地として国内外の旅行者に利...»

横浜中華街

500店以上が軒を連ねる、食とエンターテイメントの宝庫

東アジア最大規模を誇る横浜中華街は、わずか500メートル四方の区画に500店以上の中華料理店、カフェ、バー、アジアン雑貨店が軒を連ね、活気に満ちた雰囲気で訪れる人々を魅了しています。 多彩な中華料理店 横浜中華街では、屋台で気軽に楽しめる定番の中華料理から老舗の本格中華まで、バラエティ豊かなお店が揃っています。広東料理、上海料理、四川料理、北京料理など、中国各地の料理を味わうことができるのも魅力の一つです。また、点心師と呼ばれる専門の料理人が作る点心料理も人気で、繊細な味わいを堪能することができます。 広東料理 広東料理はその繊細な味付けと多彩な調理法で知られており、特に海鮮料理が有名...»

三溪園

日本情緒あふれる空間で、特別なひとときを

175000平方メートルの広大な敷地に17棟の日本建築が配置されている庭園。 国の名勝に庭園が指定され、国の重要文化財に移築された建造物10件12棟が指定されている。移築元は京都府5棟、和歌山県3棟、神奈川県2棟、岐阜県1棟、東京都1棟。 1649年に建築された旧紀州徳川家藩別邸、1603年に建築の京都府宇治市にある三室戸寺金蔵院の月華殿、1591年に豊臣秀吉が母の長寿を祝って建てたといわれる旧天瑞寺寿塔覆堂、白川郷の合掌造民家など、歴史的に価値の高い建造物が敷地の起伏を生かして移築され、庭園との調和を考慮した配置になっている。 実業家で茶人の原富太郎によって1906年に造園された。名称...»

山下公園

横浜港に隣接する、ベイブリッジや港を行き交う船の眺めがロマンチックな公園。海の埋め立て地を整備して1930年に開園。 園内には、毎年春と秋の時期には約190種・2,650株のバラが咲く「未来のバラ園」や、サンディエゴ市から寄贈された水の守護神像、童謡で馴染みの深い「赤い靴履いてた女の子」像、インド水塔、かもめの水兵さんの歌碑などがある。 目の前には1930年に竣工した1万トン級貨客船の氷川丸が係留されている。周辺には横浜人形の家、横浜マリンタワー、大さん橋、横浜中華街、横浜赤レンガ倉庫があり、見どころの多いスポット。 概要 山下公園(やましたこうえん)は、神奈川県横浜市中区に位置する公...»

港の見える丘公園

ベイブリッジと横浜港が一望できる異国情緒が豊かな公園。イングリッシュガーデンのバラ園「イングリッシュローズの庭」、沈床花壇の「香りの庭」があり、洋風建築物を背景に、四季を通してバラや草花、花木の香りと彩りを楽しめる。 横浜港の開港当時にフランス領事館とイギリスの総領事官邸として使われた跡地でもあり、園内のイギリス館や山手111番館などが西洋の雰囲気を感じさせる。 公園には合計で約330種、約2000株のバラが植わり、春と秋のローズガーデンは見事。スタジオジブリの『コクリコ坂から』で当地が登場した。以下は、ウィキペディアの「港の見える丘公園」に関する記事を1000文字以上の読みやすい文章に変...»

横浜マリンタワー

横浜港のシンボルとなっている、灯台をイメージした10角型の展望タワー。山下公園に隣接していて、地上29階、30階の展望フロアからは、横浜港、ベイブリッジや横浜市街、本牧埠頭などの工場夜景を一望することができる。 高さが106メートルあり、かつて頭頂部は灯台としても機能して、ギネスブックに最も高い灯台として記録されていた。レストランやバー、ホール、ショップなどを併設。概要 横浜マリンタワーは、神奈川県横浜市中区に位置する展望塔で、横浜港のシンボルとして知られています。1961年に開業し、高さは106メートルです。タワーの上部には展望フロアがあり、横浜港や市内の景色を360度見渡すことがで...»

横浜関帝廟

中国の息吹を感じられるパワースポット

横浜中華街のシンボルとなっている中国の商売繁盛の神社。オレンジ色の屋根や派手な装飾が中華街でもひときわ目を引く。 建築資材はほとんどが中国から取り寄せられ、中国出身の大工が建築をおこなった。屋根や柱、天井など至る所に施された細かい彫刻が施されている。 主神として三国志で有名な関羽が、他にも観音菩薩などの神が祀られ、商売繁盛以外にも健康や家内安全、金運、学問など様々なご利益があると言われている。 本殿に入る際は受付で線香や金紙を購入する必要あり。お札を燃やしたり、長い線香を供えたり、中国の文化にふれることができる貴重な場所。 夜のライトアップも一見の価値ありです。 横浜関帝廟の概要 ...»

日本郵船 氷川丸

1930(昭和5)年に竣工した貨客船。現在は国の重要文化財に指定されており、内部ではその歴史や客室等が展示されている。 日本郵船 氷川丸の概要 日本郵船 氷川丸は、1929年に就航した日本の貨客船で、現在は横浜市で重要な歴史的遺産として保存されています。氷川丸は、日本郵船が運航していた客船で、当時の最先端の技術と豪華さを誇り、多くの乗客に愛されました。現在は、横浜の山下公園内に停泊し、船内は一般公開されています。 氷川丸の歴史と役割 氷川丸は、1929年に日本郵船によって建造され、当初は横浜からアメリカや南米へ向けての定期航路で使用されていました。この船は、当時の技術の粋を集めた豪華客...»

ホテル ニューグランド 本館

現存する唯一のクラシック・シティ・ホテル

1927年に創業された歴史あるホテルで、現存する唯一のクラシック・シティ・ホテルとして、建築史的価値が非常に高いと評価される建造物です。 本館とタワー棟の2つの建物があります。本館は歴史を感じさせるクラシカルな趣があり、かつての風格をそのまま保つ堂々とした雰囲気が魅力です。 特にベース、ロビー、客室の特徴的な3層構造と繊細なインテリア、ホール、宴会場など横浜の歴史と伝統を感じることができます。 結婚式場も併設されており、建物やインテリアはまるで映画のワンシーンに迷い込んだかのような体験ができます。 ホテルニューグランドの独特の雰囲気は、邦画のロケ地としても頻繁に使用され、多くの映画やド...»

サンマーメン

新鮮なもやしと豚を沢山使った神奈川県自慢のご当地ラーメン

”サンマーメン(生馬麺)”は、神奈川県のご当地ラーメン。「生馬」とはいきの良い具材という意味で、”もやし”、”豚肉”、”ターサイ”といった3種類の新鮮な具材を使ったことからサンマーメンと呼ばれるようになったといわれる。麺は細めで、スープは塩、またはしょうゆ味。その上に、モヤシ、キャベツ、キクラゲ、かまぼこ、豚肉の細切り等で作ったあんかけをのせる。たっぷりの具材で栄養バランスが良く、食べ応えも十分。多摩川以南、大井川以東で特に多く食べられており、県のご当地料理として定着しつつある。...»

中華街の肉まん

お店ごとに具の種類や味などが多彩!食べ歩きも楽しみのひとつ

横浜中華街の土産品として有名。中国の代表的な菓子を現代風にアレンジし、様々な具を取り入れた中華まんじゅうなど、種類も豊富。横浜中華街には多くの肉まん販売店があり、店頭で買い求め、食べながら歩く観光客の姿も多くみられる。横浜中華街の肉まんは、全体的にサイズが大きいのも特徴だが、中には一口サイズの肉まんも。四川や広東、北京、香港など各地域によって、具の味付けや具財、皮の厚さなどに違いがあり、食べ比べるのも楽しい。...»

シウマイ(崎陽軒)

横浜に行くと食べたくなる崎陽軒のシウマイ

1908年(明治41年)横浜駅(現在の桜木町)で開業以来、豚肉をベースにしてホタテの貝柱のコク味を効かせることで、冷めてもおいしいシウマイを提供してきた「崎陽軒」。揺れる列車の中でも食べやすいように、大きさをひと口サイズにするなどの工夫を凝らすことで、瞬く間に広がり、ヨコハマ名物”崎陽軒のシウマイ”と呼ばれるまでになった。さらに、真空パックシウマイを開発することで、遠方へのおみやげとしても使われるようになり、現在でもヨコハマの定番みやげとして知られている。...»

横浜ビール

日本ビール発生の地「横浜」で楽しむ手造りの味

1995年日本ビールの文化発生の地である横浜で、水とホップ、麦芽にこだわって作られた手造り地ビール。インターナショナルビアコンペなど数々の賞に輝く白ビール“ヴァイツェン”を始め、地元横浜の桃を使ったフルーツビールや瀬谷の大麦を使った限定品など、バラエティ豊かな味を常時7種類以上ラインナップ。これら出来たてのオリジナルビールは、ブルワリーに併設された直営レストラン「驛の食卓」で、地元食材の料理とともに樽生で楽しむ事ができる。...»

牛鍋

すき焼きの元祖!横浜生まれの牛鍋は”文明開化の味”がする

“すき焼き”の元祖ともいわれる“牛鍋”は、文明開化がうたわれた明治時代の横浜が発祥。港町であったため、多くの西洋文化の影響を受け、外国人居留地の近くでは、西洋人の真似をして牛肉を提供する店が出始めたという。最初は串に刺して焼くだけだったが、日本人の口に合うようと、現在の牛鍋が考え出された。ちなみに、すき焼きは地方によって肉を焼いてから割下を入れるか、割下を入れてから肉を煮込むか作り方が異なる。“牛鍋”は後者で、明治から続く店では、牛肉を薄切りではなく、ブツ切りにした“牛鍋”もある。 「文明開化」を象徴する料理 「関西風すき焼き」は牛脂をとかして肉をあぶり、砂糖や醤油などを加えていく料理。一...»

チャーシュー(横浜中華街)

口いっぱいに広がる、柔らかな豚肉の豊かな味わいを堪能

約0.2平方キロのエリア内に500店以上の店舗があり、日本最大かつ東アジア最大級の中華街「横浜中華街」。日本では、神戸南京町や長崎新地中華街とともに、「三大中華街」とされている。ここには、たくさんの中華料理の名物が並ぶが、そのひとつが「叉焼(チャーシュー)」だ。豚肉の柔らかい部分を石釜で時間をかけ焼き上げた逸品で、日本語では「焼豚(やきぶた)」とも言われる。チャーシューを使った「チャーシューマン」なども、手軽に食べ歩きできると人気が高い。...»

元町生まれのおやつ

喜久家 洋菓子舗のラムボールは行列ができるほどの人気商品

安政6年の開港以来、上流階級の外国人が多く住み、洋菓子やパン作りの腕を磨いた老舗店が数多く並ぶ横浜市元町。 大正13年創業の「喜久家洋菓子舗 KIKU-YA」では、ラム酒をたっぷり使ったスポンジの生地をチョコレートの中で発酵させた”ラムボール”を筆頭に、”レモンパイ”や”レ・サブレ・モトマチ”など数々の人気菓子を揃える。 開港当時、明治21年(1888年)からパン作りを続ける「ウチキパン」の”アップルパイ”や”セミスイートポテト”なども有名。日本で初めて一般向けに販売された酵母から作る食パン「イングランド」もあります。 カフェを併設しているショップも多く、ショッピングの休憩がてらに立ち寄...»

中華料理(横浜中華街)

カジュアルな屋台フードも老舗の本格中華も一挙に楽しめる!

「神戸南京町」「長崎新地中華街」と共に三大中華街と称され、150年の歴史を誇る東アジア最大規模のチャイナタウン、「横浜中華街」。1859年に横浜の港が開かれた頃、日本に渡ってきた華僑の人々が集まり築いていったのが横浜中華街のはじまりとされている。わずか500メートル四方の区画には多数の名店・新店がずらっと軒を連ねており、広東・上海・四川・北京料理のほか、点心師と呼ばれる専門の料理人の作る点心料理など、広大な中国の気候風土が生み出した地方色豊かな中国料理を味わうことができる。...»

月餅

中華菓子ならではの細工も美しいオリエンタルなお菓子

中華店が創意工夫し新しく作りあげた風味豊かな中華菓子の逸品。人気の黒あんや黒胡麻あんは定番人気だが、胡桃(くるみ)あんの絶妙な歯ざわりや、5種類の木の実をふんだんにいれたあん(五仁)も是非お薦めしたい月餅だ。月餅は皮にラード、餡にもごま油など中華菓子ならではの食材が使われている。皮には様々な意匠が施されているので、見た目でも喜ばれるお土産である。...»

ベッカライ徳多朗のパン

パン屋さんが足繁く通うパン屋さんのパン

本業がパン屋さんという方まで足を運ぶパン屋さん。中でも「ミルククリーム」は名物中の名物。濃厚かつしつこくないジュワーっとジューシーミルクククリームが、みっちり目のつまった、しかしながら軽快な歯ざわりのパン生地からあふれ出ているのです。これは徳多朗のパン全てに共通したものです。具は溢れんばかりにたっぷりつまっていて、パンはしっかりした生地で国産小麦の味わいでほんのり素朴に甘みがある。...»

麻花

歯応えがクセになる中華菓子

小麦粉をこね、油で揚げて作る中国陝西省起源の菓子。日本でいうと「かりんとう」みたいだけど、もっとやさしい甘さ。で、かりんとうより大きくて硬い。きつね色に揚がった、香ばしくさくさくした食感と甘い味が特徴である。 「よりより」、「唐人巻」(とうじんまき)、「麻花巻」、「ねじりんぼう」などとも呼ばれる。...»

ラムボール

一口でイチコロ、あなたを酔わせるスイーツ

見た目大きめのトリュフみたいなラムボール、中はラム酒でひたひたに柔らかくなったココア生地が、クラッシュされて詰まっています。ラム酒のツンとした香りと上質なチョコレートが良く合います。香りだけで酔ってしまいそうな贅沢なお菓子です。値段はケーキよりお手軽、1個から買えるのが嬉しいです。...»

横浜ベイブリッジ

横浜ベイブリッジは、1989年(平成元年)9月27日に開通した神奈川県横浜市にある長さ860 m(中央支間長460 m)の斜張橋です。この橋は、東京港方面と横浜港を結ぶ重要な輸送路であり、都市部の渋滞を緩和するための大切な役割を果たしています。 構造と役割 横浜ベイブリッジは、本牧埠頭A突堤(中区)と大黒埠頭(鶴見区)を結び、上層部は首都高速湾岸線、下層部は国道357号として利用されています。下層部は自転車および125cc以下の原動機付き自転車の通行が禁止されており、歩行者も通行できません。開通当初、上層部の制限速度は70 km/hでしたが、現在は80 km/hに引き上げられています。 ...»

横浜港シンボルタワー

横浜港シンボルタワーは、神奈川県横浜市中区の本牧埠頭D突堤に位置する、船舶通航信号所と展望施設が一体となった複合塔および公園(港湾緑地)です。航路標識としての正式名称は「本牧船舶通航信号所」(ほんもくせんぱくつうこうしんごうしょ)で、航路標識番号は8106となっています。高さ48.19メートルのこの塔は、横浜市が所有し、指定管理者は商船三井興産株式会社が務めています。 施設の概要 横浜港シンボルタワーは、横浜港に出入りする船舶のための信号所としての役割を果たすと同時に、市民の憩いの場としても機能する、横浜港のシンボルとして1986年(昭和61年)7月18日に完成しました。この施設は、横浜港...»

ホテル ニューグランド

ホテルニューグランドは、神奈川県横浜市中区山下町に位置する歴史的なホテルです。山下公園の目の前にあり、横浜中華街にも近く、横浜を代表するランドマークの一つとして広く知られています。現在、ホテルニューグランドは「プリファード・ホテル・グループ」に加盟しており、JR東日本ホテルズの準会員ホテルとしてもその名を馳せています。 ホテルの歴史と背景 横浜市は1923年の関東大震災で甚大な被害を受け、復興が急務となりました。そんな中、当時の横浜市長であった有吉忠一氏の提案により、「横浜市復興会」が結成されました。この組織は、横浜市在住の有力者たちを集めて、復興のための様々なプロジェクトを推進していきま...»

山手234番館

山手234番館は、神奈川県横浜市中区山手町にある歴史的な西洋館で、横浜の豊かな歴史と文化を今に伝える建物です。この館は、1923年の関東大震災後に建設され、横浜市の復興の象徴とも言える存在です。 関東大震災と山手234番館の誕生 1923年9月1日に発生した関東大震災では、横浜の多くの家屋が倒壊し、山手地区もその例外ではありませんでした。震災による被害は甚大で、瓦礫の山となったこの地域から、多くの外国人が神戸市や上海などの他の都市に避難し、震災前に7650人いた外国人の数は、翌年には2156人にまで減少しました。横浜市は震災後の復興を急ぎ、外国人を呼び戻すために山手や根岸に市営住宅を建設し...»

横浜市開港記念会館

横浜市開港記念会館は、神奈川県横浜市中区の関内地区に位置する歴史的建造物であり、国の重要文化財に指定されています。この建物は、横浜港開港50周年を記念して建設され、大正時代から現代に至るまで、さまざまな歴史を経て市民に親しまれてきました。 建設の経緯と意義 横浜市開港記念会館は、1909年(明治42年)の横浜港開港50周年記念事業の一環として計画されました。1913年(大正2年)に設計が決まり、翌1914年に着工されました。建物は1917年(大正6年)に完成し、当初は「開港記念横浜会館」として開館しました。この会館は、市民からの寄付金50万円を元に建設され、開館式には大隈重信や徳川家達とい...»

横浜人形の家

横浜人形の家は、神奈川県横浜市中区山下町に位置する、世界各国の人形を展示する博物館です。館内には、141カ国以上から集められた1万3千点を超える人形が所蔵されており、人形に関する資料も豊富に揃っています。横浜市が保有するこの施設は、丹青社・東急コミュニティー共同事業体によって運営されています。 設立の経緯 「横浜人形の家」の設立は、著名な実業家御木本幸吉の秘書兼通訳を務めた大野英子による人形コレクションが発端となっています。彼女は、約2000体の人形を横浜市に寄贈し、1978年3月に横浜市中区山下町にある産業貿易センタービル内の横浜国際会議場に展示場「人形の家」が設けられました。大野の寄贈...»

横浜指路教会

横浜指路教会は、神奈川県横浜市中区尾上町に位置する、日本基督教団に属する歴史ある教会です。この教会は、1988年(昭和63年)に横浜市認定歴史的建造物として認定され、その豊かな歴史と美しい建築が評価されています。 教会の創設と初代牧師 横浜指路教会の歴史は、1859年(安政6年)10月に遡ります。この年、アメリカ長老教会から派遣された宣教医ジェームス・カーティス・ヘボンが、日本に到着しました。ヘボンは妻を伴って来日し、1874年(明治7年)に関内居留地で横浜指路教会を設立しました。初代牧師にはヘンリー・ルーミスが就任し、教会の基礎を築きました。 「指路」という名称は、旧約聖書に登場する地...»

横浜市イギリス館

横浜市イギリス館は、神奈川県横浜市中区山手町に位置し、「港の見える丘公園」内にある歴史的な西洋館です。この建物は、イギリスの歴史的な建築様式を色濃く反映し、横浜の異国情緒を感じることができる場所として広く知られています。現在は、ホールや展示室として利用され、多くの訪問者に親しまれています。 横浜市イギリス館の歴史 イギリス総領事公邸の誕生 横浜市イギリス館は、1937年にイギリス総領事公邸として、イギリス軍駐屯地の跡地に建設されました。設計は、イギリス政府工務局上海事務所が手掛け、地上2階・地下1階建ての鉄筋コンクリート構造で建てられました。この事務所は、東アジアにおけるイギリスの在外公...»

エリスマン邸

エリスマン邸は、神奈川県横浜市中区元町の元町公園内に位置する西洋館です。建物は、スイス人貿易商フリッツ・エリスマンの邸宅として1925年から1926年にかけて建設され、現在もその美しい姿を保っています。 歴史 建設と設計 エリスマン邸は、横浜市中区山手127番地に建設されました。設計は、チェコ出身の建築家アントニン・レーモンドによるもので、彼は帝国ホテル建設の際にフランク・ロイド・ライトに同行し、日本で独立した建築家としてのキャリアを積みました。この建物は、レーモンドが独立した後の初期の作品の一つであり、彼の建築理念である「自然、単純、直截、正直、経済的」という5原則に基づいて設計されて...»

山手111番館

山手111番館は、神奈川県横浜市中区山手町に位置し、「港の見える丘公園」内にある歴史的な西洋館です。この館は、異国情緒あふれる横浜の山手エリアを象徴する建物の一つであり、その美しい佇まいから多くの訪問者に親しまれています。 山手111番館の歴史 アメリカ人ラフィン夫妻と建物の由来 山手111番館は、アメリカ人の両替商であったJ.E.ラフィン(ラフィン氏)が建てたものです。彼は、乗船していた船が修理を要したため、予定外で横浜に立ち寄ることになりました。その際、箱根に出かけたラフィン氏は、そこでミヨという女性と出会い、激しい恋愛の末に結婚し、横浜で新生活を始めました。ラフィン夫妻は8人の子供...»

大通り公園

大通り公園は、神奈川県横浜市中区に位置する帯状の都市公園です。JR関内駅から始まり、横浜市営地下鉄伊勢佐木長者町駅をほぼ中央に、阪東橋駅まで続く全長約1,200メートルの細長い公園として知られています。1978年(昭和53年)9月9日に開園し、その独特な形状と歴史的背景から、多くの市民や観光客に親しまれています。 公園の歴史と形成 大通り公園の場所には、かつて運河であった吉田川・新吉田川が流れていました。しかし、1973年(昭和48年)にこれらの運河は埋め立てられ、その上に横浜市営地下鉄1号線が建設されることとなりました。その地上部分に、新たな緑地として大通り公園が整備されました。この公園...»

元町公園

元町公園は、神奈川県横浜市中区元町に位置する都市公園です。元町商店街から山手にかけて広がる谷戸と呼ばれる地形にあり、西洋館やプール、弓道場などの施設が配置されています。この公園は、都市の喧騒から離れた静かな環境にあり、訪れる人々にリラックスした時間を提供しています。 公園の歴史 アルフレッド・ジェラールと元町公園の起源 元町公園の土地は、1868年ごろにフランス人実業家アルフレッド・ジェラールが取得しました。ジェラールはこの地で、船舶向けの給水事業を開始し、さらに「ジェラール瓦」として知られる西洋瓦の工場を開設しました。この工場は、ジェラールが1878年に帰国した後も後継者によって運営さ...»

横浜こども科学館

横浜こども科学館は、神奈川県横浜市磯子区洋光台に位置する、子どもから大人まで楽しめる科学館です。館長は的川泰宣氏が務めており、建物の外観は宇宙船をモチーフにデザインされています。指定管理者はCTC(コングレ・東急コミュニティー)共同事業体が担当しています。 施設の特徴 横浜こども科学館は、地下2階から5階までのフロアを持ち、全体が巨大な宇宙船をイメージした体験型科学館として設計されています。各フロアは異なるテーマに基づいて展示が行われており、訪れる人々は、実際に触れて体感しながら、科学の不思議や宇宙について学ぶことができます。 5階「宇宙船長室」 宇宙の広がりを探る展示が行われている5...»

横浜市電保存館

横浜市電保存館は、神奈川県横浜市磯子区滝頭三丁目に位置し、1972年(昭和47年)3月に廃止された横浜市交通局の路面電車、通称「横浜市電」に関する資料を保存・展示している施設です。この保存館は、一般財団法人横浜市交通局協力会が運営しており、市民や観光客に向けて歴史的な資料や車両を公開しています。 横浜市電保存館の歴史 市電全廃と保存館の開館 横浜市電は、1972年(昭和47年)3月31日にその運行を終え、全廃されました。それに伴い、1973年(昭和48年)8月25日には、滝頭車両工場の跡地に横浜市電保存館が開館しました。ここでは、市電の車両7両と関連する部品や備品が保存・展示され、かつて...»

弘明寺

弘明寺は、神奈川県横浜市南区弘明寺町に位置する高野山真言宗の寺院で、瑞應山蓮華院と号しています。この寺は横浜市内で最も古い歴史を持ち、その本尊である木造十一面観世音菩薩立像(通称「弘明寺観音」)は、国の重要文化財に指定されています。寺の名は、町名や駅名としても広く使われ、江戸時代から1889年(明治22年)までは、この地域は「弘明寺村」(のちに「弘明寺町」)と呼ばれていました。 本尊の真言は「おん まか きゃろにきゃ そわか」であり、弘明寺の信仰に深い意味を持っています。また、弘明寺のご詠歌は、「ありがたやちかひの海をかたむけて そそぐめぐみにさむるほのやみ」として伝えられ、信仰の深さを表現...»

山手イタリア山庭園

山手イタリア山庭園は、横浜市中区に位置する山手地区に広がる、美しい庭園です。この庭園は、1880年(明治13年)から1886年までイタリア領事館がこの地に設置されていたことに由来し、イタリア山と名付けられました。庭園内には幾何学的に配置された水路や花壇があり、そのデザインはイタリア式庭園の伝統を受け継いでいます。訪れる人々を魅了するこの庭園は、歴史と自然が調和する素晴らしい場所です。 イタリア式庭園の美しさ 山手イタリア山庭園の最大の特徴は、その見事なイタリア式庭園です。庭園のデザインは、シンメトリーと幾何学的な配置を重視しており、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。四季折々の花々が咲き誇...»

外交官の家(旧内田家住宅)

外交官の家、または旧内田家住宅は、1910年(明治43年)に建築された塔屋付き木造2階建の西洋館です。この建物は、明治・大正時代の外交官、内田定槌の住宅として東京都渋谷区に建てられましたが、現在は神奈川県横浜市中区山手町に所在しています。「旧内田家住宅」という名称で、1997年(平成9年)に国の重要文化財に指定されており、その歴史的・文化的価値が広く認められています。 内田定槌と外交官の家の誕生 外交官の家は、明治政府の外交官であった内田定槌の邸宅として、1910年(明治43年)に建てられました。内田定槌は、日本の近代外交を支えた重要な人物であり、その邸宅もまた、西洋文化の影響を強く受けた...»

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