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三浦半島・横須賀

Miura peninsula, Yokosuka

三浦半島、横須賀の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

三浦半島 横須賀 観光ガイド

三浦半島・横須賀の観光・旅行 Info

猿島(さるしま)

東京湾に浮かぶ唯一の無人島

猿島は、横須賀の三笠公園から船で約10分の場所にある無人島です。かつては旧日本軍の要塞として使用されており、島内にはレンガ造りのトンネルや砲台跡などが点在しています。現在ではハイキングや釣り、バーベキューなどが楽しめる自然豊かな観光地となっています。

アクセス

横須賀中央駅から徒歩約15分の三笠桟橋より、猿島行きの定期船を利用。

観音崎(かんのんざき)

灯台と海の景色が魅力の絶景スポット

観音崎は東京湾の入口に位置し、日本最古の洋式灯台である「観音埼灯台」がある場所です。海沿いの遊歩道や展望台からは、東京湾を行き交う船を眺めることができます。また、周辺には観音崎自然博物館や観音崎京急ホテルの温泉もあり、自然と癒しを満喫できます。

アクセス

横須賀中央駅から京急バスで約30分、「観音崎」下車。

くりはま花の国

季節の花が咲き誇る広大な公園

くりはま花の国は、ポピーやコスモスをはじめとする四季折々の花が楽しめる自然公園です。園内には大型遊具、冒険ランド、足湯、ハーブ園、そしてユニークな「ゴジラのすべり台」など、家族連れにも人気の施設が充実しています。

アクセス

JR久里浜駅または京急久里浜駅から徒歩約15分。

三笠公園と戦艦三笠

歴史ファン必見の記念艦

三笠公園は、日露戦争で活躍した戦艦「三笠」が展示されている公園です。艦内は博物館として公開されており、当時の艦長室や兵員区画を見学することができます。園内には噴水や彫刻もあり、散策にも最適です。

アクセス

横須賀中央駅から徒歩約15分。

横須賀美術館

海とアートが融合する美術館

横須賀美術館は、観音崎エリアに位置する現代的な建物が特徴の美術館です。ガラス張りの館内からは東京湾が一望でき、美しい景観とともに多彩な企画展を楽しめます。併設のカフェ「アクアマーレ」では、海を眺めながら食事ができます。

アクセス

横須賀中央駅から京急バスで約35分、「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」下車。

長井海の手公園 ソレイユの丘

農業体験と動物ふれあいができるテーマパーク

ソレイユの丘は、横須賀市長井にある体験型の公園で、花畑、野菜の収穫体験、ふれあい動物園、キャンプ場、温泉施設など、家族で楽しめる施設が満載です。春にはチューリップ、夏にはヒマワリが咲き誇り、写真映えスポットとしても人気です。

アクセス

三崎口駅から京急バスで約15分、「ソレイユの丘」下車。

城ヶ島(じょうがしま)

三浦半島の最南端に位置する絶景の島

城ヶ島は、三浦半島の最南端にある島で、荒々しい岩場と青い海が織りなす雄大な風景が魅力です。島内には「城ヶ島灯台」や「馬の背洞門」などの見どころがあり、ハイキングや磯遊びに最適です。新鮮なマグロ料理を提供する食堂も点在しています。

アクセス

三崎口駅からバスで約30分、「城ヶ島」下車。

三崎港と三崎朝市

マグロの街・三崎で海の幸を堪能

三崎港は、全国的に有名なマグロの産地として知られており、港周辺には新鮮なマグロ料理を提供する飲食店が軒を連ねます。毎週日曜日には「三崎朝市」が開催され、地元の新鮮な魚介類や野菜、特産品などが販売され、多くの観光客で賑わいます。

アクセス

三崎口駅からバスで約15分、「三崎港」下車。

三浦半島・横須賀のグルメガイド

名産品とローカルフード

三崎マグロ(みさきまぐろ)

三崎港は日本有数のマグロ水揚げ港として知られ、特に「本マグロ」は質が高く人気です。刺身はもちろん、まぐろ丼まぐろカツまぐろステーキなど様々な料理で楽しめます。

横須賀ネイビーバーガー

アメリカ海軍のレシピをもとに地元飲食店が提供する本格バーガーで、肉厚のビーフパティとバンズが特徴です。米軍基地の街・横須賀ならではのユニークなご当地グルメです。

よこすか海軍カレー

明治時代の旧日本海軍のレシピを再現したカレーで、必ず牛乳とサラダが添えられるのが特徴。観光客に人気のローカルメニューで、専門店も多数あります。

三浦野菜

三浦大根をはじめ、キャベツ、ブロッコリー、トマトなど新鮮な野菜が特産です。道の駅や直売所、レストランで地元産の野菜料理が味わえます。

しらす料理

油壺や佐島などではしらす漁が盛んで、新鮮なしらす丼や釜揚げしらすが味わえます。春から初夏が旬です。

人気のレストラン・食事処

くろば亭(三崎)

まぐろ料理の名店として有名で、まぐろの希少部位や創作まぐろ料理が堪能できます。「まぐろのかぶと焼き」は見た目もインパクト抜群。

TSUNAMI(横須賀・どぶ板通り)

ネイビーバーガーと海軍カレーの両方が楽しめる人気店。アメリカンな雰囲気の店内は写真映えも抜群で、観光客に大人気です。

レストラン アクアマーレ(横須賀美術館併設)

海が見える絶景レストランで、地元食材を使ったイタリアンを提供。観光とセットでの利用に最適です。

充麦(みつむぎ/三浦)

三浦産の小麦を使った人気のパン屋。クロワッサンや食パンの香ばしさが魅力で、朝食やおやつにおすすめです。

海辺の湯食堂(長井・ソレイユの丘近く)

漁港直送の海鮮丼や刺身定食がリーズナブルに楽しめます。新鮮な魚介が評判です。

おすすめのお土産

まぐろ関連加工品

まぐろの佃煮、まぐろ味噌、まぐろカレー缶など、長持ちしてお土産に最適な商品が三崎港や道の駅などで購入できます。

三浦野菜のピクルス・ドレッシング

地元の直売所では三浦野菜を使った加工品も充実。見た目もかわいらしく、女性に人気です。

よこすか海軍カレーレトルト

各店舗ごとのオリジナルレトルトカレーが販売されており、食べ比べも楽しいお土産です。

ヨコスカビール・クラフトジン

横須賀発のクラフトビールや、猿島蒸留所によるジンなど、おしゃれな地酒系のお土産も注目を集めています。

三笠サブレ(横須賀銘菓)

戦艦「三笠」にちなんだサブレで、軽やかな食感と優しい甘さが特徴。パッケージもレトロでお土産にぴったりです。

三浦半島・横須賀の季節の祭り・イベント

三浦半島・横須賀の代表的な祭り

三浦海岸桜まつり(三浦市)

開催時期:2月中旬〜3月初旬

三浦海岸駅〜小松ヶ池公園にかけて、約1,000本の河津桜が咲き誇るイベントです。まだ寒い時期に一足早く春を感じられるのが魅力で、菜の花とのピンクと黄色のコントラストが写真映えします。屋台や農産物販売も出て、多くの観光客でにぎわいます。

よこすか開国祭(横須賀市)

開催時期:8月第1土曜日

ペリー来航による開国を記念した横須賀最大級の夏祭り。メインイベントは東京湾を彩る大規模な花火大会で、約5,000発の花火が夜空を彩ります。昼間には開国パレードやよさこい、ステージイベントなども開催され、1日中楽しめる内容となっています。

チャッキラコ(三浦市三崎)

開催時期:1月15日/国指定重要無形民俗文化財

女の子たちによる新年の豊漁・豊作祈願の踊りで、江戸時代から続く伝統行事です。紅白の紙を付けた竹棒を使って踊る姿が印象的で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。三崎の海南神社で奉納される様子が公開され、多くの見物客が訪れます。

三浦海岸納涼まつり花火大会(三浦市)

開催時期:8月上旬

海水浴シーズンの終わりを告げる風物詩で、約3,000発の花火が三浦海岸沖から打ち上げられます。ビーチで寝転びながら見る花火は開放感抜群。周辺では夜店も出て、夏の思い出作りにぴったりです。

よこすかカレーフェスティバル(横須賀市)

開催時期:5月中旬(横須賀・三笠公園)

海軍カレーをはじめ、全国のご当地カレーが一堂に会するグルメイベント。カレー人気投票「カレーグランプリ」も行われ、食べ比べが楽しい内容になっています。横須賀ならではのカレー愛を感じられる祭典です。

その他の地域イベント

浦賀みなと祭(横須賀市浦賀)

開催時期:7月下旬

浦賀の港町らしい海の祭りで、灯ろう流しや打ち上げ花火が幻想的な雰囲気を醸し出します。地域住民によるパレードや演奏もあり、地元に根ざしたお祭りとして親しまれています。

馬堀海岸イルミネーション(横須賀市)

開催時期:12月〜1月

東京湾を望む馬堀海岸遊歩道が、約10万球のLEDでライトアップされます。海と光のコラボレーションが冬の夜にロマンチックな雰囲気を演出します。

三崎まぐろ鉄火場祭り(三浦市)

開催時期:10月

まぐろの解体ショーや直売、マグロ料理の屋台が並ぶ、三崎港ならではのまぐろづくしのイベントです。ステージイベントやゲームコーナーもあり、家族連れにも人気です。

地域の特徴的な文化・習慣

海とともにある暮らし

三浦半島・横須賀は、漁業や海軍の歴史と密接に結びついたエリアであり、港町特有の開放的な雰囲気が感じられます。新鮮な魚介の流通と加工、そしてマグロ文化が根強く、日常的に海と関わる暮らしが今も色濃く残っています。

米海軍基地とアメリカ文化の影響

横須賀は在日米海軍基地のある街としても知られ、バーガーやジャズ、英語表記の商店など、アメリカの文化が生活に溶け込んでいます。どぶ板通りなどでは異国情緒あふれる体験が可能です。

農と漁が共存する風景

海の幸に加え、三浦野菜の産地としても知られる三浦半島は、朝市や直売所で採れたて野菜が購入できる場所が多く、地産地消の文化が根付いています。農業体験や収穫イベントも盛んです。

三浦半島・横須賀の気温・天候

年間を通して温暖で過ごしやすい海洋性気候

三浦半島・横須賀エリアは、東京湾と相模湾に囲まれた海洋性気候に属し、年間を通じて比較的温暖で安定した気候が特徴です。極端な寒暖差が少なく、都心部よりも夏は涼しく冬は暖かく感じられる傾向があります。潮風の影響で湿度が高めになることもありますが、海沿い特有の心地よさが魅力です。

春(3月〜5月)

気温の目安

3月:10℃前後 / 4月:13〜17℃ / 5月:18〜22℃

特徴と服装のポイント

春の三浦半島は河津桜や菜の花が咲き誇る季節で、花見やハイキングに適した時期です。気温が徐々に上がり、昼間は軽めの上着で過ごせますが、朝晩は冷えることもあるため、薄手のジャケットやカーディガンがあると安心です。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温の目安

6月:20〜24℃ / 7月上旬:24〜28℃

特徴と注意点

梅雨入りは例年6月上旬から中旬ごろ。湿度が高く、雨の日が続くため、カビやムレに注意が必要です。ただし、1日中雨が降る日ばかりではなく、晴れ間も見られる日もあります。折りたたみ傘やレインウェアの携帯をおすすめします。

夏(7月下旬〜9月上旬)

気温の目安

7月下旬:28〜30℃ / 8月:30〜33℃ / 9月上旬:27〜30℃

特徴と過ごし方

海に囲まれた三浦半島は、都心よりも風が通りやすく、日陰に入れば比較的涼しさを感じることもあります。ただし真夏日・熱帯夜になることもあり、熱中症対策が必要です。帽子・日焼け止め・水分補給を忘れずに。海水浴やマリンスポーツが盛んな時期です。

台風について

8月〜9月にかけては台風の接近・通過が増える時期です。特に南海上からの強風・高波の影響を受けやすく、フェリーや観光船の運航停止などもあるため、天気予報を事前に確認して行動するのが大切です。

秋(9月中旬〜11月)

気温の目安

9月中旬:26℃前後 / 10月:20〜24℃ / 11月:15〜18℃

特徴とおすすめの楽しみ方

秋は気温が下がりはじめ、観光に最適なシーズンです。空気が澄んで晴れの日が多く、富士山がくっきり見える日も増えます。ウォーキング・サイクリング・紅葉狩りなどがおすすめ。日中は快適でも朝夕は冷え込むことがあるので、薄手のアウターがあると便利です。

冬(12月〜2月)

気温の目安

12月:10〜13℃ / 1月:6〜10℃ / 2月:8〜12℃

特徴と気候の魅力

三浦半島・横須賀の冬は雪がほとんど降らず、晴天の日が多いのが特徴です。東京などの都市部と比べて冬の冷え込みがやや緩やかで、観梅や初詣などのイベントも快適に楽しめます。海風が冷たく感じることもあるため、風を通しにくいアウターやマフラーがあると安心です。

特徴的な気象・自然のポイント

海風と湿度の影響

年間を通じて海風の影響を受けやすく、風が強めの日が多いのが特徴です。特に冬は北風や西風が冷たく感じられます。湿度も高めで、体感温度に影響を与えることがあります。

日照時間と天候の安定

晴れの日が多い地域で、年間の日照時間が比較的長いことでも知られています。特に秋から冬にかけては安定した晴天が続きやすく、空と海のコントラストが美しい季節です。

三浦半島・横須賀へのアクセス

鉄道でのアクセス

東京都心からのアクセス

三浦半島・横須賀エリアへは、東京都心から電車で約1時間〜1時間半でアクセス可能です。以下の鉄道路線が便利です。

京急線(京浜急行電鉄)

品川駅から出発する京急線は、横須賀中央駅汐入駅浦賀駅三浦海岸駅三崎口駅まで一本で行けるため非常に便利です。特急・快特を利用すれば乗り換えなしでアクセス可能で、観光客にも人気の路線です。

JR横須賀線

東京駅・新宿駅・品川駅などから利用可能で、久里浜駅や横須賀駅まで直通でアクセスできます。海沿いの景色が楽しめる区間もあり、快適な鉄道旅が可能です。

車でのアクセス

高速道路を利用したルート

首都圏から三浦半島・横須賀へは、横浜横須賀道路(略称:横横道路)がメインルートとなります。

東京・横浜方面から

首都高速湾岸線や横羽線から横浜横須賀道路に入り、衣笠ICや佐原ICで下車すると、三浦半島南部へアクセスできます。
所要時間は約1時間〜1時間半程度(混雑状況による)。

駐車場情報

横須賀市内の観光地(三笠公園、猿島船乗り場、どぶ板通り周辺など)や三浦市(三崎港、城ヶ島など)には有料・無料の駐車場が整備されています。
観光シーズンや週末は混雑が予想されるため、早めの到着か公共交通の利用がおすすめです。

バスでの移動

京急バス(京浜急行バス)

京急の駅からは京急バスが三浦半島各地へ運行しています。特に三崎港・城ヶ島方面や荒崎海岸・油壷方面などはバスが主な移動手段となります。

三崎口駅からのバス例

・三崎口駅 → 三崎港(約15分)
・三崎口駅 → 城ヶ島(約25分)
・三崎口駅 → 油壺マリンパーク跡地(徒歩接続)
※本数は多くないため、事前の時刻表確認をおすすめします。

船でのアクセス・観光連絡

猿島航路(横須賀)

三笠桟橋(横須賀中央駅から徒歩15分)から、無人島「猿島」へ渡る定期船が運航されています。所要時間は約10分で、軍事遺構や自然探検が楽しめる人気スポットへのアクセス手段です。

城ヶ島〜三崎港周辺の遊覧船

三浦市では、観光向けのミニクルーズ船や漁港巡りの船便もあり、海上からの景観が楽しめます。三崎港付近の観光案内所や乗り場で当日申し込みが可能です。

自転車や徒歩での観光移動

レンタサイクル

三浦半島では、京急電鉄の「みうらレンタサイクル」や、道の駅などでの貸し出しがあります。海沿いを走るルートや畑の中を走るルートが人気で、体力に応じてE-BIKE(電動アシスト)も利用可能です。

ウォーキングルート

くりはま花の国〜ペリー公園〜久里浜港
荒崎公園の磯歩きルート
三崎港〜城ヶ島大橋〜城ヶ島公園
など、自然や海を楽しめる散策コースが多数あります。歩きやすい靴と水分補給を忘れずに。

三浦半島・横須賀の移動手段

鉄道による移動

京浜急行電鉄(京急線)

三浦半島内を南北に走る京急本線・久里浜線は、地域の基幹鉄道路線です。横須賀中央駅、汐入駅、浦賀駅、三浦海岸駅、三崎口駅など、主要観光地の近くに駅があります。
本数も多く、都市部からのアクセスや観光地の間の移動に便利です。

JR横須賀線

横須賀市内では、横須賀駅・衣笠駅・久里浜駅などを経由するJR横須賀線も利用できます。都心からのアクセスや、京急線と組み合わせた移動も可能です。

バスによる移動

京急バスの広域ネットワーク

三浦半島では京急バスが路線網を展開しており、鉄道駅と観光地を結ぶ移動に欠かせない存在です。以下は主な路線の一例です。

主な路線例

三崎口駅 → 三崎港・城ヶ島方面
横須賀中央駅 → 走水・観音崎方面
久里浜駅 → 東京湾フェリー乗り場・くりはま花の国
休日や観光シーズンは混雑するため、早めの時間帯の利用が推奨されます。

お得な乗車券

「みさきまぐろきっぷ」「よこすか満喫きっぷ」など、鉄道・バス乗車券と観光・食事がセットになったお得なチケットがあり、移動手段として活用できます。

自転車・レンタサイクル

みうらレンタサイクル

京急が運営する「みうらレンタサイクル」では、三崎口駅・三浦海岸駅・三崎港などで自転車を借りることができます。
電動アシスト付き自転車(E-BIKE)の貸出もあり、坂道の多い地域でも快適に移動できます。

おすすめサイクリングルート

・三浦海岸 → 三崎港 → 城ヶ島
・剱崎灯台 → 荒崎海岸 → 長井
・横須賀市内の海沿いルート(走水〜観音崎)
自然や海岸線を楽しみながら移動できるため、アウトドア派の観光客に人気です。

徒歩での観光エリア移動

駅周辺・港周辺の散策

横須賀中央駅〜どぶ板通り〜三笠公園
三崎港〜うらり〜城ヶ島大橋
くりはま花の国〜ペリー公園〜久里浜港
など、観光名所がコンパクトにまとまったエリアでは、徒歩での観光が可能です。遊歩道や海沿いの道も整備されており、心地よい散策が楽しめます。

タクシー・観光タクシー

駅前や観光施設での利用

駅前や主要観光地(横須賀中央駅、三浦海岸駅、三崎港など)では、タクシーの利用が可能です。
特にバスの便が少ない場所や、高齢者や子連れでの移動には便利です。

観光タクシー・貸切タクシー

地元のタクシー会社では、観光ガイド付きの貸切タクシーサービスも提供しており、数時間の周遊プランなども人気です。

船による移動・観光連絡

猿島への定期船

三笠桟橋(横須賀)から猿島へ向かう定期船があり、片道約10分でアクセス可能。無人島探検やバーベキュー、軍事遺構探訪が楽しめます。

東京湾フェリー(久里浜〜金谷)

久里浜港〜千葉県・金谷港を結ぶ東京湾フェリーは、車両・人の乗船が可能で、房総半島と三浦半島を結ぶ海の交通手段として人気です。

三浦半島・横須賀の観光コース

モデルコース①:横須賀の歴史と海辺を巡る1日プラン

午前:横須賀中央駅からスタート

京急線 横須賀中央駅から徒歩で移動開始。まずは「どぶ板通り」を散策し、米海軍文化が融合する異国情緒を感じます。
おしゃれな雑貨店やハンバーガーショップも点在し、食べ歩きも楽しめます。

昼前:三笠公園と戦艦「三笠」

徒歩圏内の三笠公園で、日露戦争時の記念艦「三笠」を見学。軍港都市・横須賀の歴史に触れられる必見のスポットです。
公園内の海沿い遊歩道では、東京湾の美しい景色を楽しめます。

昼食:よこすかネイビーバーガー or 海軍カレー

横須賀のご当地グルメといえば「海軍カレー」や「ネイビーバーガー」TSUNAMI(ツナミ)ハングリーズなどが人気の店です。

午後:猿島へショートトリップ

三笠公園横の三笠桟橋から、無人島「猿島」へ定期船で約10分。
明治期の要塞跡や自然探検ができるほか、夏は海水浴やBBQも楽しめます。

夕方:汐入駅または横須賀中央駅へ

帰路は、汐入駅の「コースカベイサイドストアーズ」で買い物をしたり、海沿いのレストランで夕食をとってから電車に乗るのもおすすめです。

モデルコース②:三崎港・城ヶ島をめぐる1日プラン

午前:三崎口駅からバスで三崎港へ

京急三崎口駅から京急バスで三崎港へ(約15分)。
「うらりマルシェ」では、新鮮なマグロや地元野菜の買い物、まぐろ丼などの海鮮グルメも楽しめます。

昼前:城ヶ島へ橋を渡って散策

城ヶ島大橋を渡って、三浦半島最南端の城ヶ島へ。
城ヶ島灯台馬の背洞門磯遊びなど、自然豊かな風景が広がります。

昼食:海辺の食堂でマグロ料理

しぶき亭磯料理かねあなど、島内の食堂でマグロカツ定食煮付けなど三崎名物を堪能。

午後:荒崎海岸または油壷エリアへ

時間と体力に余裕があれば、バスまたはタクシーで荒崎海岸へ。
奇岩と磯の海岸線が美しく、遊歩道散策や釣りも可能です。あるいは、油壷マリンパーク跡地から整備された新施設「油壷温泉・スパ」も検討できます。

夕方:三崎口駅から帰路へ

バスで三崎口駅に戻り、京急線で都心方面へ。「みさきまぐろきっぷ」を使うと移動・食事・レジャーがセットでお得です。

モデルコース③:2日間で三浦半島を満喫する周遊プラン

1日目:横須賀エリアの歴史と港町を満喫

・横須賀中央駅〜どぶ板通り散策
・三笠公園〜戦艦三笠見学
・猿島へのクルーズ・上陸探検
・観音崎自然博物館や観音崎灯台へ(車・バス利用)
・走水海岸の夕景を眺めて宿泊(観音崎・浦賀周辺)

2日目:三浦市の自然とグルメを堪能

・朝:三浦海岸で散策または早朝海鮮市場(季節によってはイチゴ狩り)
・午前:三崎港〜うらり〜まぐろ料理堪能
・午後:城ヶ島で灯台や海岸散策、夕方には温泉でゆったり
・帰路:三崎口駅から京急線へ

補足:移動のポイントとチケット活用

おすすめの交通チケット

みさきまぐろきっぷ(京急):京急線往復乗車券、バス乗車券、まぐろ料理+レジャー施設利用券がセットになった人気チケット。
よこすか満喫きっぷ:横須賀観光に便利なフリーパスとグルメ&レジャーがセット。

移動の工夫

バスの本数が少ないエリアもあるため、時刻表確認レンタサイクルの活用が有効です。
観光地がコンパクトにまとまっているので、徒歩+公共交通+自転車の組み合わせで快適に回れます。

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