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葉山 日影茶屋

(はやま ひかげ ちゃや)

創業300年以上の歴史を誇る老舗の本格的な日本料理

相模湾の新鮮な魚介と地元産の野菜を使った、季節感あふれる料理を日本庭園を眺めながら楽しむことができる日本料理店です。

美しい青竹の庭を眺めながら、本格的な日本料理を楽しむことができる場所として評判です。

日影茶屋で楽しめる料理は多彩です。人気の「鯛茶膳」やお昼限定の「ひかげ弁当」から始まり、旬の食材や葉山牛を堪能できる季節の会席料理など、幅広い選択肢があります。

椅子席に加えて、座敷の個室や広間もあり、昼食や夕食だけでなく、メモリアルな会席や宴会にも利用できます。

この老舗は300年以上の歴史を誇り、建築物は国の登録有形文化財に指定されています。

日影茶屋は、寛文元年(1661年)に創業されました。当初は葉山鐙摺港近くに立地する峠の茶屋として始まりましたが、次第に旅籠として発展し、明治時代には葉山に御用邸ができるなど料理旅館としての地位を築いてきました。

現在は相模湾の新鮮な魚介や地元産の野菜を中心に、四季折々の味覚を楽しむことができる会席料理を提供する日本料理店となりました。

葉山は、海と山、そして別荘文化が広がるリゾート地です。

約1000坪の豊かな緑に囲まれた庭園があり、春には山桜、夏には紫陽花や蓮、秋には萩や紅葉、冬には山茶花や水仙など、四季折々の花が楽しめます。この庭園では夏祭りや鮎の会なども行われています。

この庭園の中で、四季折々の会席料理を楽しむことができます。

畳敷きの大広間や庭の池に架かる橋を渡った先にある個室など、日常を忘れるほどの雰囲気が漂う空間も提供されています。日本家屋ならではの風情が、訪れる人々を温かく迎えてくれます。

四季に合わせて色づく日本庭園を眺めながら、心ゆくまで旬の味覚を楽しんでいただけます。

また、料亭と同じ建物内には、蔵を改装した「日影茶屋」の菓子舗があります。昼間は菓子補として営業している蔵も、夜にはバー「久楽」として営業しています。

古くからの蔵を改装した店内は、高い天井に梁があり、しっとりとした風情が漂います。特に人気の「日影大福」やお土産にぴったりの銘菓などが人々の関心を集めています。

「日影大福」は、甘さ控えめな北海道産の小豆を柔らかな餅生地で包んだ焼き大福で、特に北海道産の豊祝(ほうしゅく)小豆が大粒である点が特徴です。また、「葉山煎餅」や季節の銘菓の詰め合わせもおすすめで、どちらも美味しく評価されています。

日が暮れると、菓子舗は大人向けのバー「久楽(くら)」に変わります。ここでは日本酒やワインを楽しむことができ、軽食も提供されています。会席料理を堪能した後に、ゆったりと過ごす場所としても人気です。

懐石料理と会席料理の違いについて

懐石料理は茶席の料理として知られ、「茶懐石」とも呼ばれます。一方で会席料理は宴席の料理として発展し、共に室町時代に確立された「本膳料理」を起源としています。

葉山にある「日影茶屋」は、立ち寄りスポットとしても人気のある場所です。夕暮れ時からは、菓子舗がバーに変身し、こちらも人気で、食事の後に立ち寄ってみる価値があります。

Information

名称
葉山 日影茶屋
(はやま ひかげ ちゃや)
リンク
公式サイト
住所
神奈川県三浦郡葉山町堀内16
電話番号
046-875-0014
営業時間

お昼食 11:30~14:00
お夕食 17:30~19:00

定休日

火・水曜日 (祝日の場合は翌平日)

駐車場

20台

アクセス

JR横須賀線 逗子駅より(3番乗り場)「葉山一色」又は「福祉会館行き」方面乗車にて5つ目「鐙摺(アブズリ)」バス停下車、バス進行方向へ進み、左手すぐ

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