都市型遊園地「よこはまコスモワールド」内にある、全高112.5メートルで、世界最大の時計機能を備えた観覧車です。横浜のシンボルとして親しまれています。
約15分の空中散歩で、昼は360度の雄大なパノラマ景色や、夜には宝石をちりばめたような美しい夜景を楽しむことができます。
直径100メートルの観覧車であり、ゴンドラと支柱を合わせて60基あり、乗車定員は日本最大級の480人です。
よこはまコスモワールドは入園無料のため、気軽に観覧車のみで利用できます。
日没からは毎時15分ごとに観覧車のイルミネーション演出がおこなわれます。
ヒストリー
コスモクロック21は、1989年に開催された横浜博覧会の出展施設「コスモワールド子供共和国」内に建造されました。
当初は全高107.5mで、観覧車の中央には巨大なデジタル時計(シチズン時計)が設置され、支柱部にはネオン管のイルミネーションがあしらわれ、「世界最大の観覧車」と「世界最大の時計」の称号をギネス・ワールド・レコーズに認定されました。
名称の由来は、横浜博覧会のテーマから来ており、「コスモ(宇宙を意味する)」、「クロック(時計を意味する)」、「21(21世紀を意味する)」の組み合わせです。
博覧会終了後も人気が高かったため運営されることになりました。その後、みなとみらい地区の発展に伴い場所を移し、1999年から再び運営されています。
移築時に台座を嵩上げして全高112.5メートルになりました。同時にイルミネーションもリニューアルされ、毎時15分ごとに回転輪を使った打ち上げ花火のような演出が追加され、夜には四季ごとにライトアップの色も変えられるようになりました。
2016年には大規模なリニューアルが行われ、時計表示機やイルミネーションがフルカラーLED化されました。夜のイルミネーション演出(大観覧車 光のアート)は日没から午前0時まで、毎時15分ごとに行われます。
平日 11:00~21:00
土日祝 11:00~22:00
(季節変動あり)
木曜日(祝日・春・夏・冬休み期間を除く)
入園 無料
利用料金(3歳以上)900円
※シースルーゴンドラも同一料金
JR京浜東北線 桜木町駅から徒歩で10分
みなとみらい駅から徒歩で2分