湯河原・真鶴には、湯河原温泉、独歩の湯、貴船神社、城願寺、木村美術館、幕山ハイキングコース、湯河原海水浴場、真鶴岬、名勝三ツ石、TOYO TIRES ビューラウンジなどの観光スポットがあります。
また、湯河原みかん、ひものや海の幸、淡々やきそば、まご茶漬け、きびもちなどのご当地グルメもおすすめです。
万葉公園は温泉街の中心に位置する公園で、数多くの「万葉集」に登場する草花が植えられており、滝と川のせせらぎを聞きながらゆっくりと散策することができます。 この公園は「日本の歴史公園100選」にも選ばれています。落合橋の西側に広がる約2万平方メートルの敷地に造成され、自然の中を散策することができます。 かつては「権現山公園」と「大倉公園」という別々の公園がありましたが、1951年に「万葉公園」に改名され、再整備されました。 この名前は、湯河原温泉が「万葉集」において唯一和歌に詠まれている温泉であることに由来しています。湯河原温泉には多くの文人や墨客が訪れています。 歌碑をめぐったり、渓流...»
後に鎌倉幕府の開祖となった源頼朝が、1180年の石橋山の戦いで敗北した際に身を隠したとされる洞窟です。 「土肥椙山観音像群」として知られる20体以上の石仏が洞窟内に安置されており、荘厳な雰囲気を醸し出しています。 洞窟内では湧き水のせせらぎや苔むした岩石、夏でも涼しく暗い雰囲気が非日常的な体験を提供してくれます。 この洞窟は「人の知らない谷底の厳窟」として伝えられており、源頼朝が敗走した際に彼と7人の仲間が潜んだ場所です。 源頼朝とその一行が洞窟に潜んでいた際に、平家方の梶原景時に見つかりました。しかし、梶原景時は情けで見逃したという逸話も残っています。 現在、洞窟は城山ハイキングコ...»
豊かな自然と温暖な気候が特徴の風光明媚な温泉地で、古くから万病に効く名湯として愛されてきました。 明治時代以降は多くの文豪たちに愛され、夏目漱石、国木田独歩など多くの文人たちが訪れ、滞在し、この地を舞台に作品を残しました。島崎藤村や芥川龍之介、谷崎潤一郎などもこの地を訪れたことがあります。 泉質は単純泉、弱食塩泉、石膏泉などがあり、源泉温度は30℃から88℃まで変わります。湯河原温泉は数十万年前に活動を終えた湯河原火山の浸食カルデラ内から湧き出ています。 この温泉には皮膚病、筋肉痛、リューマチ、神経痛、冷え性などの効能があると言われています。 湯河原温泉には町営の「こごめの湯」をはじめ...»
歴史と文化が薫る湯河原だからこそ味わえる、新鮮な四季折々の食材と日本の伝統的技法、そしておもてなしの心がトルコロールとなった本格フレンチの名店「エルルカン ビス」。恵比寿にあったフレンチレストランの2号店として2006年にオープン。足湯を完備した温泉地ならではのもてなしと、美味しさとくつろぎの空間が人気の一軒だ。他にも、美食と空間、優雅な時間を楽しむオーベルジュなどもある。...»
たぬきが見つけた温泉といういわれがある湯河原温泉。湯河原の飲食店では、この温泉を見つけたといわれる《たぬき》にあやかり、親しみやすい歌のフレーズ『たんたんたぬき・・・・♪』から“担々(タンタン)やきそば”のメニューを考案し、町に広めております。練りごまやトウバンジャンなどを主原料とした香ばしいピリ辛の味つけが特徴。バリエーション豊かなメニューが楽しめます。味は主に2系統があります。●湯河原柑橘系…地元で採れたレモンや清美オレンジなどの柑橘類を添えたり隠し味として使用。●温泉玉子…温泉で賑わう湯河原の地を表現し、温泉玉子がのっている。煮玉子やゆで玉子、目玉焼きなどのアレンジもあり。...»
見た目が団扇の形に似ている「ウチワエビ」。真鶴では、撥ねるときに「パッチン、パッチン」と音がすることから「ヒッパタキ」とも呼ばれている。身が詰まっていて、非常に甘味が強い。「エビの中で最も美味しい」という人もいるほど。刺身や蒸しても味わえるが、ゆでて食べるのが一般的。口の中で繊維質がほど良くほぐれ、濃厚な旨味がいっぱいに広がる。スーパーなどではなかなかお目にかかれないので、訪れた際にはぜひ味わいたい。 旬 1月 2月 3月 11月 12月 ...»
江戸時代から湯治場としてもにぎわいを見せていた湯河原では、そばの味を左右する上質の水が豊富なため、蕎麦の名店が軒を連ねている。奥湯河原にある「紅葉亭」や創業40年以上にもなる「安楽」、喉越しの良さにこだわった老舗「湯蕎庵たかはし」、戸隠産のそば粉を使った9割り蕎麦が人気の「きょう」など、手打ち蕎麦の激戦区。高級別荘地にある「せきね」は、口コミで広がった。古くから文豪や著名人にも愛される趣のある地で、好みの蕎麦を見つけるのも楽しい。...»
東京湾から房総半島に続く遠浅の海が、真鶴近海から急に落ち込み、その深さは水深1,000メートルにもなる。その為、東京湾では見ることが出来なかった水深200メートル以上に生息する深海魚がこの地域では釣れ、真鶴港と岩漁港には年間200種類にもおよぶ豊富な魚が水揚される。深海魚とはいってもグロテスクな魚だけではなく、アラ、クロムツ(のどくろ)、キンメダイなど味がよく市場でも有名な高級魚が多い。特に深海400~1000メートルに生息し、体長数メートルを越すアコウダイは地元漁師でも吊り上げる瞬間に心が躍る高級魚!個人でも、真鶴などで貸しボートを手配すれば漁場まで案内してもらえる。...»
会社勤めのサラリーマンだった店主が、地元である湯河原の農業に何か関わりたい、安心した素材を使って地元で何かできなかと試行錯誤をし、たどり着いたのが、国産大豆と海精にがり、湯河原の水のみで使られたお豆腐であった。昔ながらの製法で、手間を惜しまず作られたお豆腐は、本来の大豆の甘みと旨みが凝縮され、実に美味しい。絹・木綿豆腐の他、湯葉やお生揚げ、がんもなど、種類も豊富で、開店数年にしてすっかり地元住民に愛される町のお豆腐屋となっている。また豆乳おからどうなつは、小さい子どもでも安心して食べられ、ちょっとしたおやつとして観光客にも人気の商品だ。 とうふ・生ゆば 湯河原 十二庵では、できたての豆腐を味...»
神奈川県の真鶴町(まなづるまち)は県内有数の港町で、港近くの飲食店などでは海の幸を使った料理が振舞われている。なかでも、”アジのまご茶漬け”は、漁師料理の定番として人気のメニューで、三枚におろしたアジの身を適当に包丁で叩いてほぐし、特製のタレで味付けして、ねぎとしょうがを刻んだものと一緒にご飯の上に乗せ、あとは熱いお茶をかけて食す。アジは年中とれる魚であり、とったアジを刺身で食べていた漁師が、余った刺身を包丁で叩いて茶漬けにしていたのが、一般にも広まったといわれている。...»
古く万葉集にも詠まれた湯河原温泉に、多くの文人が親しく訪れ始めたのは明治中ごろから。夏目漱石は遺作「明暗」でも有名な、旅館「天野屋」に1915年11月と翌年1月に滞在し、国木田独歩は旅館「中西屋」で3つの短編小説を書き上げ、小林秀雄も「加満田旅館」で執筆、島崎藤村は旅館「伊藤屋」、芥川龍之介は旅館「中西屋」で保養した。また旅館「藤田屋」は、東郷平八郎元帥ゆかりの宿として有名だ。そんな多くの文人たちを魅了した名旅館の料理は、昔から相模湾・駿河湾、海と山に恵まれるの豊富な食材を利用し、四季折々の味わいを提供している。...»
「魚つき保安林」とよばれる、常緑樹の森林を持つ真鶴岬。落ち葉や土の栄養分を含んで海に溶け出すため、海藻を育み、プランクトンが集まりやすくなる。そのプランクトンをエサとするアジなどが近海に集まり、真鶴で水揚げされる3割がアジというほど。新鮮なアジをすぐにさばいた干物は、脂ののりが良く、焼きあがりはふっくらと柔らかい。皮と身の間が特に美味で、香ばしさと独特の奥深い風味が楽しめる。焼きすぎると、表面が硬くなってしまうので注意!...»
湯河原を代表する菓子で、「かながわの名産100選」にも選ばれる銘菓。キビ粉と白玉粉を練り合わせた餅に、砂糖を混ぜ合わせたきな粉をまぶしたもので、シンプルで素朴な味わいが楽しめます。湯河原の街中には、老舗をはじめとした「きびもち屋」がたくさんあり、旅館では宿泊客の出迎えのサービスで「きびもち」を出すところも。柔らかな餅の食感とほんのりと上品な甘さ、きな粉の香ばしさが絶妙で、お土産としても人気です。 ゑふや本店 大正14年(1925年)の創業からきび餅を作り続けてきた老舗で、素朴な伝統の味が守られて、甘く、ふんわり柔らかい食感が人気をよんでいる。黍(きび)粉と上質な白玉粉を使った求肥を練り合わ...»
万葉集にも歌われ、文豪、画家など多くの作家が逗留し、創作の筆を執ったことでも有名な湯河原温泉。その源泉は、数十万年前に活動を終えた湯河原火山の浸食カルデラ内にあり、今でも摂氏88度の高温で湧出している。そんな歴史深い温泉街を散策すると、小梅堂、十五夜、 ゑふや、胡仙堂、昇栄堂、かみむら製菓など、多くの和菓子店が軒を連ね、温泉まんじゅうを販売している。しかし温泉街によくある観光客向けの「温泉まんじゅう専門店」は一軒もなく、それぞれのお店で和菓子の一種類として丁寧に作られた、完成度の高い温泉まんじゅうが販売されている。...»
湯河原ブランドとしても認定された「みかん最中」。情緒のある温泉、雄大な海と静かな川、豊かな山の緑やみかんの木などに囲まれた地に佇む「和菓子処味楽庵」が丹精込めて作っている。マーマレード状のみかんを白あんに練り込んでいるのが特徴で、柑橘系のさわやかな香りと、パリッとした外側の皮とのバランスが絶妙。「和菓子処 味楽庵」では、和菓子作りの体験ツアーも楽しめる。...»
三ツ石、別名「笠島」は、神奈川県足柄下郡真鶴町の真鶴半島の先端、真鶴岬の海上に位置する岩礁です。この名前は、見る角度によって三つの岩が連なっているように見えることから名付けられました。三ツ石は、神奈川県立真鶴半島自然公園の一部であり、「真鶴岬と三ツ石」として保護されているほか、箱根ジオパークの真鶴エリアにある三ツ石海岸ジオサイトにも含まれています。 三ツ石の魅力と風景 真鶴岬からの眺望 真鶴岬から見下ろすと、海に浮かぶいくつかの岩石が目に入ります。その中でも特に目を引くのが、しめ縄で結ばれた二つの大きな岩です。これらの岩は、真鶴町の象徴とも言える存在であり、遠く伊豆大島を背景にした美しい...»
幕山公園は、神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋に位置する町営の都市公園(風致公園)です。この公園は、豊かな自然と美しい風景が魅力であり、多くの観光客や地元住民に親しまれています。 概要 幕山公園は、新崎川(にいざきがわ)の上流、幕山(まくやま)の南側山麓に広がる公園で、1980年(昭和55年)に完成しました。その後、1996年(平成8年)には、北隣の山麓に約4,000本の梅が植えられた湯河原梅林(ゆがわらばいりん、または幕山梅林)が完成しました。湯河原梅林は「花梅」として知られており、梅の実を収穫することはありません。そのため、近隣の小田原にある曽我梅林のように、梅の実を利用した地元産のお土産...»
五所神社は、神奈川県足柄下郡湯河原町に位置する由緒ある神社です。旧社格は郷社に指定されており、地域の信仰の中心として知られています。 概要 五所神社は、神奈川県湯河原町宮下に鎮座しています。主祭神として天照大神、天忍穂耳尊、瓊々杵尊、彦火々出見尊、鸕鷀草葺不合尊、誉田別命、素盞嗚尊、伊弉册尊の8柱を祀っています。この神社は地域の歴史と深く関わっており、その歴史は社伝によれば天智天皇の時代にまで遡ります。 歴史 創立と初期の歴史 社伝によると、五所神社は天智天皇の時代に、加賀国から移住した二見加賀之助重行らによってこの地方が開拓された際の鎮守社として創立されました。1060年(康平3年...»
岩海水浴場は、神奈川県足柄下郡真鶴町岩に位置する海水浴場で、相模湾に面した美しい岩海岸にあります。この場所は古くから「源頼朝船出の浜」としても知られ、その歴史的背景が色濃く残る名所です。 概要 岩海水浴場は、真鶴町の海水浴場の一つで、相模湾の清澄な海と穏やかな波が特徴です。近くには岩漁港があり、釣りやヨットなどのマリンスポーツを楽しむことができます。特に相模湾で獲れるアジは「新かながわ名産100選」に選ばれており、新鮮な海の幸を堪能できる場所でもあります。 砂浜と水質の魅力 真鶴半島で唯一の砂浜が広がる岩海水浴場は、県内でもトップクラスの水質を誇ります。そのため、夏季には親子連れで賑わ...»
貴船神社は、神奈川県足柄下郡真鶴町にある歴史ある神社です。大国主大神、事代主大神、少彦名大神を祀り、例大祭である貴船まつりは、重要無形民俗文化財に指定されています。 神社の概要 貴船神社は、真鶴町の中心に位置し、地元住民から深い信仰を集めています。この神社は、京都府京都市にある貴船神社とは別の由来を持ち、独自の歴史と文化を育んできました。 祀られている神々 貴船神社には以下の神々が祀られています: 大国主大神(おおくにぬしのおおかみ) - 縁結びや福の神として知られています。 事代主大神(ことしろぬしのおおかみ) - 商売繁盛や漁業の守護神として信仰されています。 少彦名大神...»