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湯河原温泉

(ゆがわら おんせん)

豊かな自然と温暖な気候が特徴の風光明媚な温泉地で、古くから万病に効く名湯として愛されてきました。

明治時代以降は多くの文豪たちに愛され、夏目漱石、国木田独歩など多くの文人たちが訪れ、滞在し、この地を舞台に作品を残しました。島崎藤村や芥川龍之介、谷崎潤一郎などもこの地を訪れたことがあります。

泉質は単純泉、弱食塩泉、石膏泉などがあり、源泉温度は30℃から88℃まで変わります。湯河原温泉は数十万年前に活動を終えた湯河原火山の浸食カルデラ内から湧き出ています。

この温泉には皮膚病、筋肉痛、リューマチ、神経痛、冷え性などの効能があると言われています。

湯河原温泉には町営の「こごめの湯」をはじめ、温水プールなどを備えた日帰り入浴施設があります。

歴史ある温泉を満喫した後は、温泉街を散策することをおすすめします。風情のある街並みを楽しみながら、温泉まんじゅうをひとつかじってみてください。また、きな粉たっぷりのきび餅もお土産にぴったりです。

湯河原温泉の温泉街は湯河原駅から千歳川の谷を遡るように広がっています。湯河原は大規模な温泉ホテルではなく、伝統的な日本旅館が主体であり、古い時代の「温泉街」の雰囲気が残っています。

湯河原温泉の名前の由来は、万葉集に詠まれた「足柄の土肥の河内に出づる湯の 世にもたよらに子ろが言はなくに」と詠まれており、この歌碑が万葉公園に設置されています。

湯河原温泉の名称は、奥湯河原温泉、湯河原温泉、浜湯河原温泉、伊豆湯河原温泉の総称としても使われています。

Information

名称
湯河原温泉
(ゆがわら おんせん)
リンク
公式サイト
住所
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上
電話番号
0465-64-1234
アクセス

電車:東海道新幹線 熱海駅より東海道本線のりかえ 湯河原駅 下車

車:
・東名高速道路 厚木ICより小田原厚木道路、真鶴道路経由
・熱海より国道135号経由

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