東京湾から房総半島に続く遠浅の海が、真鶴近海から急に落ち込み、その深さは水深1,000メートルにもなる。その為、東京湾では見ることが出来なかった水深200メートル以上に生息する深海魚がこの地域では釣れ、真鶴港と岩漁港には年間200種類にもおよぶ豊富な魚が水揚される。深海魚とはいってもグロテスクな魚だけではなく、アラ、クロムツ(のどくろ)、キンメダイなど味がよく市場でも有名な高級魚が多い。特に深海400~1000メートルに生息し、体長数メートルを越すアコウダイは地元漁師でも吊り上げる瞬間に心が躍る高級魚!個人でも、真鶴などで貸しボートを手配すれば漁場まで案内してもらえる。