神奈川県の箱根火山噴煙地、「大涌谷」(おおわくだに)の名物が黒い殻を持つ“黒タマゴ”である。大涌谷は、およそ3000年前の水蒸気爆発、そして火砕流の発生により堆積物が積もった地で、現在は温泉が湧いており、その温泉に含まれる硫黄と鉄分といった成分が結合し、黒い硫化鉄となって、卵の殻に付着し、真っ黒な外観となる。卵は温泉で茹でられた後、専用の蒸し釜で蒸される。1個食べると7年寿命が延びるといわれ、大涌谷の土産物の定番となっている。
くろたまSHOP 9:00〜16:00
黒たまごの販売 9:00〜16:20
箱根ロープウェイ 大涌谷駅 下車 徒歩1分