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川崎

Kawasaki City

川崎の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

川崎 観光ガイド

川崎の観光・旅行 Info

川崎市は、東京都心にも近く、商業施設と工業地帯、そして歴史文化や自然が共存する魅力的な都市です。多彩な観光スポットが点在しており、家族連れ、カップル、一人旅などさまざまな旅行スタイルに対応しています。

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川崎の歴史と文化を感じるスポット

川崎大師(平間寺)

厄除け大師として全国的に有名な寺院で、年間を通して多くの参拝者が訪れます。特に初詣や節分の時期は非常に賑わいます。仲見世通りでは、名物のとんとこ飴やだるまなども楽しめます。

日本民家園(川崎市立日本民家園)

生田緑地内にある古民家を移築・復元した野外博物館。江戸時代の建築が保存されており、茅葺屋根や囲炉裏など、日本の伝統的な生活文化に触れることができます。

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近未来とサブカルの融合

藤子・F・不二雄ミュージアム

ドラえもんをはじめとした藤子・F・不二雄の作品世界を体験できる人気のミュージアム。予約制で、館内にはカフェやフォトスポットも多数あります。小さなお子様連れにもおすすめです。

ラ チッタデッラ

イタリアの街並みを再現した商業施設で、映画館「チネチッタ」やレストラン、ライブハウスなどが並びます。川崎駅東口からすぐのアクセスで、夜のイルミネーションも魅力的です。

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自然と安らぎを感じるスポット

生田緑地

市街地の中に広がる自然豊かな公園。岡本太郎美術館日本民家園も併設されており、アートと自然を同時に楽しめます。展望台やハイキングコースも整備されており、週末の散策にもぴったりです。

等々力緑地

等々力陸上競技場やテニスコート、釣り池、バラ園などが揃った大型の総合公園。スポーツ観戦やレジャーにおすすめで、川崎フロンターレのホームスタジアムとしても知られています。

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工業と夜景の魅力

川崎工場夜景クルーズ

川崎港の工場地帯を巡る工場夜景クルーズは、工業地帯の幻想的なライトアップを海上から眺められる人気ツアーです。写真撮影にも絶好のポイントで、近年「インスタ映え」スポットとしても注目されています。

東扇島東公園

川崎港に面した広々とした公園で、海辺の散策やバーベキューが楽しめます。東京湾を行き交う船や対岸の景色を眺めることができ、工場夜景の観賞スポットとしても人気があります。

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川崎のショッピング・グルメを楽しむ

ラゾーナ川崎プラザ

川崎駅西口直結の大型ショッピングモール。ファッション、雑貨、グルメ、映画館などが揃い、1日中楽しめる複合施設です。地元食材を使用したレストランやフードコートも充実。

川崎アゼリア

川崎駅地下街に広がるショッピングゾーン。飲食店のほか、地元のお土産や名産品を扱う店舗も多数あり、観光後の買い物にも便利です。

川崎のグルメガイド

川崎で味わう名物・ローカルフード

かわさき餃子みそ

川崎市が推奨するご当地調味料で、餃子専用の味噌だれとして注目されています。全国的には酢醤油やラー油が一般的ですが、川崎ではこの濃厚な甘辛味噌で餃子をいただくのが主流です。

川崎のソウルフード「ニュータンタンメン」

「元祖ニュータンタンメン本舗」を中心に川崎周辺で親しまれている、ご当地ラーメン。粗挽きニンニクと唐辛子が効いた卵とじスープが特徴で、辛さの中にまろやかさがあり、一度食べたらクセになる味です。

川崎大師名物「久寿餅(くずもち)」

川崎大師参道の名物として知られ、発酵小麦澱粉を使った独特の食感が特徴です。黒蜜ときなこをたっぷりかけていただく、ヘルシーな和菓子としても人気です。

多摩川梨(たまがわなし)

川崎市の北部では古くから梨の生産が盛んで、夏から秋にかけて新鮮な梨が直売所などで手に入ります。みずみずしく甘みのある味が評判です。

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地元で人気のレストラン・グルメスポット

元祖ニュータンタンメン本舗(本店:京町)

川崎発祥のご当地ラーメンを提供する名店。辛さが選べるため初心者でも安心。夜遅くまで営業しており、地元民のシメにも愛されています。

ラ チッタデッラ内の飲食店(川崎駅東口)

イタリアの街並みをイメージしたラ チッタデッラ内には、パスタ、ピッツァ、アジア料理、スイーツなど多彩なレストランが揃っています。デートや記念日ディナーにもぴったり。

三三七(さんざんな)川崎本店

つけ麺やラーメンの名店として知られ、魚介系スープがベースの濃厚つけ麺が人気。川崎駅から徒歩5分ほどでアクセス可能です。

だるまや餅菓子店(川崎大師)

創業100年以上の歴史を誇る老舗和菓子店。久寿餅やせんべい、季節の和菓子を取り扱っており、お土産選びにもおすすめです。

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おすすめのお土産

川崎大師の縁起物・だるま

川崎大師の参道では「開運だるま」が多く販売されています。合格祈願・商売繁盛など、用途ごとに色やデザインが異なり、旅の記念品にもぴったりです。

かわさき餃子みそ(瓶詰)

川崎市のご当地グルメ「餃子みそ」は、瓶詰商品として市内の土産物店や通販などで販売されています。家庭で餃子を楽しむ際にも重宝されます。

川崎大師名物・とんとこ飴

観光客に人気の飴細工。実演販売を見られる店舗もあり、子どもにも大人にも好評です。見た目もカラフルで可愛く、お土産に最適です。

多摩川梨(季節限定)

夏から初秋にかけては、川崎産のみずみずしい梨を直売所で購入できます。旅行の際に日程が合えば、ぜひ立ち寄ってみてください。

川崎の季節の祭り・イベント

年間を通じて楽しめる代表的な祭り・イベント

川崎大師 初詣(1月)

全国有数の初詣スポットであり、三が日には毎年約300万人以上の参拝者が訪れます。厄除けや交通安全のお守りを求めて多くの人でにぎわい、参道の屋台や名物「久寿餅」も大人気です。

川崎大師 風鈴市(7月)

夏の風物詩とも言えるイベントで、全国各地から約900種類、3万個以上の風鈴が境内に並びます。色とりどりの風鈴が風に揺れて奏でる音は、訪れる人々の心を涼やかにしてくれます。

かわさき阿波おどり(10月)

毎年秋に川崎駅周辺で開催される本格的な阿波踊りの祭典。市内外の連が参加し、太鼓や鉦のリズムに合わせて踊る様子は圧巻です。見物だけでなく、観客が飛び入り参加できる時間もあり、誰でも楽しめます。

川崎ハロウィン(10月)

日本最大級のハロウィンイベントとして知られ、川崎駅東口エリアを中心に開催されます。見事な仮装パレードやDJイベント、ダンスコンテストなどが行われ、国内外から多くの参加者が集まります。

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地域の特色を感じる行事・祭礼

稲毛神社例大祭(8月)

川崎宿総鎮守である稲毛神社の夏の祭礼。神輿渡御や太鼓演奏、地元の出店などが登場し、地域の絆を深める伝統的なイベントです。

等々力陸上競技場 フロンターレ関連イベント

Jリーグ川崎フロンターレのホームゲーム開催時には、地元飲食店による屋台やキッズイベントなどが催され、地域ぐるみの「お祭り」のような雰囲気になります。試合前から一日中楽しめます。

多摩川花火大会(中止・再開未定)

過去には毎年夏に開催されていた伝統的な花火大会で、川崎市と東京都世田谷区が共催していました。現在は中止状態ですが、今後の再開が期待されています。

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川崎市のユニークな特徴や文化

産業都市とサブカルの融合

川崎市は京浜工業地帯の中心地でありながら、藤子・F・不二雄ミュージアム川崎ハロウィンなど、サブカルチャーとポップカルチャーの発信地でもあります。近未来的な街並みと昔ながらの商店街が共存する点が大きな魅力です。

国際色豊かな街並み

川崎市は多くの外国人が居住しており、多国籍料理店や国際イベントが充実しています。「ワールドフェスタ」など、多文化交流を楽しめる催しも開催されるなど、国際的な雰囲気が漂う街です。

川崎の気温・天候

川崎市は温暖な太平洋側気候に属しており、四季がはっきりしているのが特徴です。冬は比較的温暖で積雪は少なく、夏は蒸し暑くなる傾向があります。都市部ならではのヒートアイランド現象も見られ、気温が高めに感じられることもあります。

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春(3月〜5月)の気候

平均気温と服装

3月の平均気温は10℃前後、5月には20℃を超える日もあり、徐々に暖かさが増す過ごしやすい季節です。桜の開花は3月下旬から4月上旬で、市内の多摩川沿いや等々力緑地で美しい花見が楽しめます。

注意点

春は花粉症シーズンでもあり、スギやヒノキの花粉が飛散します。対策をしておくと安心です。

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梅雨(6月〜7月上旬)の気候

湿度と降水量

6月から7月初旬にかけては梅雨入りし、湿度が高くなります。平均気温は21〜25℃で、蒸し暑さを感じることが増えます。雨具の準備が必須の時期です。

旅行のポイント

屋内施設や美術館などの雨天対応の観光スポット(川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム、ラゾーナ川崎など)を中心に計画すると快適です。

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夏(7月中旬〜9月)の気候

猛暑と熱中症対策

7月中旬から本格的な夏となり、日中の最高気温は30℃を超える日も多くなります。湿度も高いため、熱中症対策が必要不可欠です。

台風の影響

8月から9月にかけて台風が接近・上陸することがあります。川崎市は内陸ではないため、暴風や大雨に注意が必要です。特に多摩川の増水や浸水注意報が出ることもあるため、最新の気象情報を確認しましょう。

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秋(10月〜11月)の気候

紅葉と快適な気候

10月になると気温が下がり始め、11月には15℃前後の快適な気温となります。湿度も下がって過ごしやすく、観光に最適な季節です。生田緑地や日本民家園などで紅葉が見頃になります。

イベントとの相性

この時期は「かわさきハロウィン」などのイベントも開催され、気候的にもイベントに参加しやすい季節です。

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冬(12月〜2月)の気候

温暖で雪が少ない

川崎市の冬は平均気温が5〜10℃前後と、関東内陸部と比べてやや温暖です。積雪は非常に少なく、雪が降ることは稀です。

防寒の目安

12月末から1月にかけては特に冷え込みますが、ダウンジャケットや手袋、マフラーがあれば快適に観光できます。空気が乾燥するので保湿や風邪予防にも注意が必要です。

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雨・台風・気象の特徴

年間降水量

川崎市の年間降水量は1,400〜1,600mm程度で、日本の平均的な値です。特に梅雨と台風シーズンに集中するため、5月下旬〜10月上旬は天候の急変に注意が必要です。

台風接近時の注意

川崎市は多摩川沿いの地域が多く、台風時には河川の増水風による交通機関の乱れが発生する可能性があります。旅行前には気象庁の台風情報や市の防災サイトを確認しておきましょう。

川崎へのアクセス

川崎市は神奈川県の北東部に位置し、東京都と横浜市に隣接する交通の要所です。都心や空港からのアクセスが良好で、観光やビジネスの拠点としても非常に便利です。以下では主なアクセス方法をご案内いたします。

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鉄道でのアクセス

東京方面から

JR東海道本線(上野東京ライン・湘南新宿ライン)を利用すると、東京駅から川崎駅まで約20分で到着します。また、京浜東北線も便利で、品川駅からは約10分の距離です。

新宿・渋谷方面から

湘南新宿ラインを利用すると、新宿駅や渋谷駅から乗り換えなしで川崎駅にアクセスできます。所要時間は30〜35分程度です。

横浜方面から

JR東海道本線または京浜東北線で、横浜駅から川崎駅までは約8分と非常に近距離です。

羽田空港から

京急空港線(直通)で、羽田空港から京急川崎駅まで約15分でアクセス可能です。空港利用時にも大変便利な立地です。

市内の移動(鉄道路線)

川崎市内には以下の主要鉄道路線が通っています:

これらの路線により、市内の主要エリア(川崎区・中原区・多摩区など)を効率的に移動できます。

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バスでのアクセス

羽田空港からのリムジンバス

羽田空港から川崎駅や武蔵小杉駅方面行きのリムジンバスが運行されています。約30〜45分で快適にアクセス可能です。

高速バス

関西・中部地方からの夜行バス・高速バスが川崎駅・武蔵小杉駅などに発着しています。遠方からの長距離移動にも便利です。

市内の路線バス

川崎市営バスや川崎鶴見臨港バスが市内を網の目のように走っており、鉄道でカバーできない地域へもアクセス可能です。

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車でのアクセス

首都高速道路・第三京浜道路

首都圏から車で川崎にアクセスする場合、以下の高速道路が利用できます。

注意点

都市部のため渋滞が発生しやすい時間帯(朝夕のラッシュ)には余裕を持った移動計画を立てましょう。市内には有料駐車場も多く整備されています。

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空港からのアクセス

羽田空港から

川崎市は羽田空港に非常に近く、電車(京急線)で約15分、バスでも30分前後でアクセスできます。空路を利用した国内・国際旅行の拠点としても適しています。

成田空港から

京成線・JR線を乗り継ぎ、おおよそ1時間30分〜2時間で川崎市に到着可能です。

川崎の移動手段

川崎市は南北に広がる政令指定都市で、鉄道やバスが非常に発達しています。多摩川沿いの多摩区・中原区から、東京湾に面する川崎区まで、さまざまな交通手段を活用して効率よく観光することができます。

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鉄道による市内移動

主要鉄道路線

川崎市内を横断・縦断する複数の鉄道路線があり、市内の主要エリアを結んでいます。以下が代表的な路線です。

おすすめの利用方法

市内の長距離移動にはJR南武線や京急線が便利です。観光スポットが集中する川崎区や中原区、麻生区方面へのアクセスに役立ちます。

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市営・私営バス

主な運行事業者

川崎市内では、以下のバス会社が路線を運行しています。

利用のポイント

鉄道駅から少し離れた場所にある観光施設(日本民家園、川崎市岡本太郎美術館、夢見ヶ崎動物公園など)への移動に重宝します。ICカード(Suica・PASMO)対応で便利に乗車できます。

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自転車とシェアサイクル

川崎市コミュニティサイクル「かわさき☆しこくる」

川崎市では、シェアサイクルサービスを導入しており、観光やちょっとした移動に最適です。市内各所にサイクルポートがあり、スマートフォンアプリで簡単に借りられます

利用のメリット

鉄道ではアクセスしづらい港湾エリアや河川敷、多摩川サイクリングロードなどを巡る際におすすめです。気候が穏やかな春・秋の季節にぴったりの移動手段です。

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タクシー・配車サービス

タクシー乗り場とアプリ配車

主要駅(川崎駅・武蔵小杉駅・登戸駅など)にはタクシー乗り場が設置されています。また、GO・DiDi・Uberなどの配車アプリにも対応しており、観光地間の移動や荷物の多い時に便利です。

深夜や早朝の移動に

深夜時間帯や公共交通機関の終了後の移動手段として、安全かつ快適に利用できます。

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地域限定の交通

かわさきノルフィン(乗合交通実証)

一部地域では、地域密着型のオンデマンド交通(予約制ミニバス)の試験運行も行われています。高齢者や交通空白地対策として導入されており、地域イベント時にも活用されます。

川崎の観光コース

川崎市は東京と横浜の間に位置し、歴史・文化・現代都市の魅力が融合する観光都市です。神社仏閣からアート施設、商業施設、自然公園まで多彩なスポットを楽しむことができます。以下に、エリア別のモデルコースをご紹介いたします。

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1. 川崎駅周辺・大師エリアコース(文化とグルメを楽しむ)

午前:川崎大師 平間寺

厄除けで有名な川崎大師を参拝。表参道の商店街では「とんとこ飴」や「久寿餅」などの名物を楽しめます。初詣は日本でも有数の人出を誇るスポットです。

昼食:川崎大師仲見世通りでローカルグルメ

老舗の「住吉」や「松月庵」でそばやうどん、名物の「とんとこ飴」を味わいましょう。

午後:川崎駅前でショッピング&アート

川崎駅前の大型商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」でショッピングやカフェタイム。近くの「川崎市市民ミュージアム(※現在移転計画中)」「東芝未来科学館」で、科学や産業の歴史にも触れられます。

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2. 多摩区・登戸・生田エリア(自然とアートのコース)

午前:藤子・F・不二雄ミュージアム

『ドラえもん』の生みの親・藤子・F・不二雄先生の世界を楽しめるミュージアム。展示や映像コンテンツ、カフェでの限定メニューも人気です(※予約制)。

昼食:登戸駅周辺のカフェやレストラン

登戸・向ヶ丘遊園周辺にはおしゃれなベーカリーカフェやイタリアンレストランが点在しています。

午後:生田緑地&川崎市岡本太郎美術館

広大な自然公園「生田緑地」で森林浴やハイキングが可能。園内にある「川崎市岡本太郎美術館」では、前衛芸術の巨匠の作品を鑑賞できます。その他にも、日本民家園なども併設されており、伝統文化に触れることができます。

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3. 武蔵小杉・中原エリア(都市と自然の融合コース)

午前:等々力緑地公園

等々力陸上競技場(川崎フロンターレの本拠地)や市民ミュージアム跡地、公園内の池や遊具エリアでのんびりと過ごせます。自然とスポーツ施設が融合したスポットです。

昼食:武蔵小杉駅周辺のモールで食事

駅直結のグランツリー武蔵小杉や東急スクエアで地元グルメや人気レストランを楽しめます。和・洋・中と選択肢も豊富です。

午後:駅周辺で買い物&展望

都市開発が進む武蔵小杉の高層ビル群を眺めたり、カフェで一息つくのもおすすめです。週末にはマルシェなどのイベントも開催されます。

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4. 臨海部・工場夜景&海辺の散策コース

午後:川崎マリエン&東扇島西公園

東京湾に面した臨海部では、川崎マリエンの展望室や東扇島西公園で海風を感じながら散歩が楽しめます。特に夕暮れ時は美しい景観が広がります。

夕食:川崎港周辺の隠れた名店

東扇島の近くには、工場地帯ならではのボリュームある定食屋や、海鮮丼が自慢の食堂も。地元ならではの味を満喫しましょう。

夜:工場夜景クルーズ

川崎工場夜景クルーズ(予約制)は、全国的にも人気のある体験型観光です。幻想的な夜景が楽しめ、写真映えも抜群です。

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