さがみ湖MORI MORIは、神奈川県相模原市緑区若柳に位置する自然と触れ合うことをテーマにしたレジャーランドです。アウトドアスポーツや多彩なアトラクションが楽しめる施設として、多くの家族連れや観光客に親しまれています。
さがみ湖MORI MORIの遊園地エリアは「パディントン タウン」、「プレイランド」、「山頂エリア」の3つのエリアで構成されています。
世界初のパディントンベアのテーマパークとして、2018年7月21日にオープンしました。ここでは、子供から大人まで楽しめるさまざまなアトラクションが揃っています。「ハッスル スパイダー」では20種類のアクティビティが楽しめ、ネットで覆われた安全な空中アスレチックを体験できます。
他にも、「しゅっぱつ！パディントン号」や「しゅつどう！パディントン消防隊」など、家族で楽しめるアトラクションが充実しています。「パディントン博士のサイエンスメイズ」や「パディントンの鏡の館」は、既存の施設をリニューアルして作られた魅力的な迷路です。また、飛行機型のライド「はっしん！パディントン飛行隊」や、小型バイキング「すすめ！キャプテンパディントン」も人気のアトラクションです。
さがみ湖MORI MORIは、アスレチック施設にも力を入れています。「絶叫吊り橋 風天」は、世界初の吊り橋型アトラクションで、異なる難易度の4つのコースが楽しめます。2017年に開業した「マッスルモンスター2」は、アジア初登場の大型アスレチックで、92種類ものアクティビティが用意されています。また、空中アスレチック「天狗道場」や「SASUKEキッズアドベンチャー」など、チャレンジ精神を刺激する施設が多く揃っています。
カートアトラクションも、さがみ湖MORI MORIの魅力の一つです。「F-1カート」や「バギーカート」は、山の中に設けられたコースを駆け巡り、スリル満点の体験ができます。また、2024年にリニューアルオープンした「もりもりサファリ ぼうけんカート」は、動物たちと触れ合いながら楽しめるアトラクションです。
「お山のかんらんしゃ」は、標高420メートルの山頂からの眺めが楽しめる観覧車で、デートスポットとしても人気です。また、「大空天国」や「極楽パイロット」などの絶叫マシンもあり、スリルを求める方におすすめです。さらに、フリーパス対象外のアトラクションとして、「ペアパラレルリフト」や「スカイパラソル」もあり、さまざまな楽しみ方ができます。
さがみ湖MORI MORIでは、四季折々のイベントが開催されます。春には「さがみ湖さくら祭り」、冬には「さがみ湖イルミリオン」といった季節ごとのイベントが楽しめます。
運営主体は、2007年2月1日から富士急グループの相模湖リゾート株式会社が担当しています。それ以前は、三井物産の完全子会社であった株式会社相模湖ピクニックランド(SPL)が運営していました。
さがみ湖MORI MORIの地は、かつてプロレスラーの力道山が広大なゴルフ場「レイクサイド・カントリークラブ」を建設する計画があった場所でした。土地の買収やゴルフ会員権の販売、さらには建設も始まりましたが、1963年の力道山の死去により計画は中断されました。その後、土地は売却・転売され、現在のレジャー施設が建設されることになりました。
1972年10月に「さがみ湖ピクニックランド」として開業し、2007年には富士急グループに加わり「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」に改称されました。そして、2024年7月13日に「さがみ湖MORI MORI」としてリニューアルオープンしました。
さがみ湖MORI MORIの歴史は、1972年に「相模湖ピクニックランド」として開園したことに始まります。その後、富士急グループに運営が移管され、さまざまなアトラクションや施設が追加されました。
2009年には大型アスレチック「ピカソのタマゴ」がオープンし、2014年には初の絶叫アトラクション「大空天国」が導入されました。また、2020年には世界初の吊り橋アトラクション「風天」が開業するなど、常に新しい挑戦を続けています。
さがみ湖MORI MORIは、自然と触れ合いながら楽しむことができるレジャーランドとして、多彩なアトラクションやイベントが魅力です。家族連れや友人同士で訪れるのに最適な場所であり、四季折々の自然を感じながら、充実した一日を過ごせるでしょう。